9/29(月)
年金
どうもぉ、ウェイトレスの鳴島ですぅ♪
なんだか、マスターは年金の督促状が来たらしいですぅ
手続きとか面倒くさがる人なんですよぉ
そういえば、私の住民票とか年金ってどうなってるんですかねぇ?
だって、この世界に逃げてきてから、そういった手続きした記憶がないですしぃ……
鳴島「マスター」
光一「ん? なんだい綾香君?」
鳴島「私の住民票とか年金ってどうなってるんですかぁ?」
光一「え?」
鳴島「だってぇ、私ってこの世界に逃げてきてから、
そういう手続きした記憶がないですぅ」
光一「……」
鳴島「マスター?」
光一「あー、忘れてた」
鳴島「へ?」
光一「いかんなあ、手続きしてこないと、
綾香君を不法に労働させたことになってしまうな」
鳴島「マスター……しっかりしてくださいよぉ〜」
光一「そのうちにしてくるよ」
鳴島「マスターの『そのうち』はいつかわかりません
すぐに手続きしてきてくださいよぉ
そのくせ、
私の3サイズとかはすぐにチェックするのに……
なんでそういうのは行動早いんですかぁ?」
光一「そっちに話題を持っていくかね……
いや、それは男として一番気になるだろう?」
鳴島「だろう? って言われましても……」
光一「だって、どうしても胸とかに目が行くし……」
鳴島「もう、しかたないですねぇ……
早く手続きしてきてくださいよぉ」
光一「うう、スマン。わかってる
そこまであきれられると、こちらもツライ……」