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鳴島
「にゃふにゃふ♪」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「にゅふふん♪」 |
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光一
「相変わらず奇妙な…………」 |
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鳴島
「奇妙って何ですかぁ!?」 |
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光一
「『にゃふにゃふ♪』って何だね。
四捨五入すれば30歳になる娘の言葉かね?」 |
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鳴島
「私は永遠の20歳ですぅ!!」 |
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光一
「人は老いて朽ちるものだよ。
なんだね、永遠の20歳とは…………」 |
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鳴島
「やれやれですねぇ…………」 |
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光一
「何がだね?」 |
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鳴島
「女性は幾つになっても少女のままなんですよぉ」 |
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光一
「綾香君…………」 |
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鳴島
「分かりましたかぁ?」 |
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光一
「うむ。よーく、分かった」 |
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鳴島
「ホント、女心理解できましたぁ?」 |
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光一
「女心うんぬんよりも、
君が壮大なバカである事は理解できた」 |
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鳴島
「にゃんだとぉ!!」 |
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光一
「そんなバカな君にも
プレゼントが来るのだから理解ができない……」 |
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鳴島
「それは私が可愛いからですよぉ♪」 |
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光一
「……………………
スマン。今、理解不能な言語が聞こえた」 |
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鳴島
「にゃんだとぉ!!」 |
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光一
「まあ、奇跡というものもあるという事かねえ」 |
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鳴島
「奇跡じゃないもん。
私、何度もプレゼントもらってるもん」 |
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光一
「奇跡と言えば、私も先日あったけど」 |
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鳴島
「取引先に財布忘れてきたんでしたっけぇ?」 |
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光一
「そうそう。
もしもその日残業せず、リーダーと一緒に帰らず、
さらに残業終了後会社の先輩が現れず、
そのまま40分間も雑談して、
遅い晩御飯に行こうって話にならなければ、
財布が無くなっている事に気がつかなかったよ」 |
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鳴島
「それで取引先に戻ったら、ちょうど閉鎖されるところで……
いずれか1つでもタイミングを逸していたら
財布がないまま連休になってましたねぇ」 |
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光一
「しかもカードも全て財布の中だから、
お金もなく……連休中途方に暮れたろうねえ……」 |
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鳴島
「まあ、運命というか奇跡というか……
思わず信じちゃいますよねぇ♪」 |
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光一
「まあ、そういう偶然で助かる事もあるんだから……
君にプレゼントが来るという奇跡も……
まあ、あっていいんじゃないの?」 |
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鳴島
「こっちは奇跡じゃなくて、私の魅力!!」 |
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光一
「自分で『魅力』っていうかね、普通……」 |
ゆいれそさんより、いただいたプレゼント♪
※原寸大は「コチラ」
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鳴島
「私を可愛く描いてくださり、
ありがとうございますぅ!!」 |
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光一
「……………………
実物は天然ボケで、すぐキレて、
凶暴なバカなのに…………
こんな実像と離れた可愛いイラストどうもです♪」 |
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鳴島
「なんですってぇ?」 |
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光一
「このイラストを下さったゆいれそさんも、
『パンチラで描きたかったけど
そうすると刺される気がする』的な事を書いていた。
まあ、君はそういう凶暴娘と見られているという事だね」 |
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鳴島
「私、そんな怖い娘じゃないですからねぇ♪
非力で健気な永遠の20歳ですよぉ♪」 |
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光一
「どこからそういうウソがまことしやかに……」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「あ、急に頭痛がしてきた。
今日は無理せずに休もうかなあ」 |
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鳴島
「…………マスター。
安らかに永眠させてあげますかぁ?」 |
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光一
「ヒイッ! 何だね、それは!?
さらっと怖い事言ってるよ!!」 |
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鳴島
「ほらほら、遠慮なさらず♪
サクッっと永眠もとい安眠させてあげますよぉ♪」 |
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光一
「だ、誰か、誰か助けて!!
き、奇跡よ、お、おき…………」 |
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