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光一
「あー、
なんというかダルイ!!」 |
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鳴島
「マスター、
おはようございますぅ♪」 |
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光一
「おはよう綾香君。
と、朝からすまないが君に仕事だ」 |
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鳴島
「んぅ?
なんですかぁ?」 |
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光一
「今日ダルイので、仕事したくない。
私の仕事も代わりに…………」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「やらなくても良いです」 |
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鳴島
「なんですかぁ、
いきなりダルイだのなんだの」 |
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光一
「いや、今週って日程がよくない。
だって、月曜仕事:やる気をあげる。
火曜休み:ダルくなる。
水曜から週末仕事…………
テンションが上がりにくいんだよ!
仕事なら1週間仕事、
もしくは飛び石じゃなくて、
連休ならば切り替えられるのに」 |
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鳴島
「まぁ、今週みたいな流れって
どうも仕事している上では
なーんかイヤですけどねぇ」 |
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光一
「秋分の日を22日にしてくれれば、
ハッピーマンデーだったのに……
月曜仕事で火曜休み……
それで水曜から仕事って……
なんだかやる気が出てこない」 |
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鳴島
「まぁ、それは確かに……」 |
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光一
「あー…………
せめてアレだよ……」 |
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鳴島
「なんですかぁ?
アレって?」 |
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光一
「私を癒してくれる何か……
それこそが必要だよ」 |
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鳴島
「まーたワガママを…………」 |
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光一
「ワガママとはなんだね!
働いている戦士には
常に休息が必要なんだよ」 |
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鳴島
「はいはい。
で、どんな休息が欲しいんですかぁ?」 |
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光一
「そうだなあ…………
ボンキュッボンのお姉ちゃんが
とりあえず裸エプロンしてくれれば、
何の問題もないと思うよ?」 |
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鳴島
「まーたそんなんですかぁ……
マスターって単なるエロオヤジですよねぇ」 |
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光一
「失礼な!!
私はまだピチピチの27歳です!!」 |
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鳴島
「あー、そういえば来月で
28歳でしたね!!
おめでとうございますぅ♪
まもなく30歳ですねぇ!!」 |
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光一
「28歳とか30歳とか言うな!!
まだ27歳なんだ!!
切り捨てれば20歳なんだ!!」 |
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鳴島
「はいはい…………」 |
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光一
「いや…………
男にとってはだね、
巨乳のスタイル抜群な姉ちゃんが、
裸エプロンしてくれれば
もうそれだけで頑張れますよ!!」 |
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鳴島
「彼女さんにでもしてもらいなさいな」 |
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光一
「頼んでいるのにしてくれない。
エプロンプレゼントするって言ってるのに……
まったく信じられないことだよ。
結婚したらどうするつもりなのかねえ?」 |
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鳴島
「あー、そうでしたかぁ……」 |
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光一
「まあ、そもそもあの娘は、
おっぱい小さいからなあ……
それさえなければ良いのに……」 |
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鳴島
「うぁ……ヒドイ……」 |
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光一
「そういえばさ、
先月東京に言った際の話
このところ3回してるけどさ」 |
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鳴島
「あー、
かつての仲間3人と会ったら
マスターが1人でキモい話ですね。
わかります」 |
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光一
「私はキモくない!!
失ッッ礼だな!!」 |
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鳴島
「いい加減認めればいいのに……」 |
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光一
「いや、ともかくだよ。
2日目の東京には感動したね!!」 |
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鳴島
「へー、東京嫌いのマスターには珍しい。
何か良い事あったんですかぁ?」 |
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光一
「そりゃあもちろん!!」 |
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鳴島
「へー、
何があったんですかぁ?」 |
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光一
「体操服の女の子が
たくさんやってくるだろう店に行った♪」 |
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鳴島
「……………………
ソープランドにでも行ったんですかぁ?」 |
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光一
「いやいや、ソープじゃないのよ、それが!
スゴイと思わん?
ラーメン屋なのに、
体操服で学生かどうかを確認するんだって!
体操服だよ!!」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「まあ、そこにだよ。
学割ラーメンってのがあって、
学生かの確認に際して
体操服を見るってことなんだけど……
エロいでしょ!!」 |
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鳴島
「……………………
…………あー…………」 |
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光一
「どうする?
汗で下着が透けているだろう体操服。
女子高生が……やってくる!
なんというエロスなラーメン屋!」 |
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鳴島
「マスター?」 |
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光一
「なんだね?
やはり、君もスゴイと思うでしょ?
さすが東京…………
仕事に疲れたリーマンを癒す術を……
仕事で疲れながらラーメン食べていたら、
隣には汗で下着の透けた女子高生が……」 |
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鳴島
「……………………
なんていうか、マスター」 |
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鳴島
「なんていうか、
マスターはキモイですネ!」 |
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光一
「な、どこがだね!!
平均的な日本の戦うリーマンですよ、私は!」 |