どうも、光一です。
みなさんは、大学時代などに
「ミーティング」
と称して、友達の家に集まったことはありませんか?
私は大学で「文芸部」というサークルにいました。
そして2年生の終わりごろに、
「2000年度入学生で作品集作らない?」
という話になりました。
で、
大学近くに住んでいるサークル仲間Nの家を、
ミーティング会場として使うことになったのです。
私は、Nとは大学入学したての頃からの友人で、
結構遊びにいってましたから、場所を知っていました。
しかし、サークル仲間のSが知らないというので、一緒に行くことに。
ちなみに、S君は痛笑No.19「さあ社会科の時間です」に出てきた人です。
ミーティング開始は夜からだったので、
すでに辺りは真っ暗です。
まして、
Nの住んでいたアパートは、
正面が森のために、
夜は暗闇…………。
玄関前は真っ暗で、
ドアの位置はもちろん、
ネームプレートも確認しにくいのが欠点でした。
そのNのアパートまで来て、
S君「へぇ〜、ここがN君のアパートか」
光一「そ。ここの2階に住んでるんだよ」
と階段を上がって、
Nの部屋の前へ。
ピ〜ンポ〜ン!
と呼び鈴を鳴らしました。
出てきません。
待てども出てこないので、
もう一度呼び鈴を、
ピ〜ンポ〜ン!
それでも出てこないので、
コンコンコン
とドアをノックしました。
ノックした上で、
光一「N君来たよー」
と部屋に呼びかけますが、
応答がありません。
S君「まだ帰ってきてないんじゃない?」
光一「でも、そろそろミーティングだし、
帰ってきてると思うけど……」
そこで、
ドアのノックが聞こえていないのではと思い、
さらに強くドアを叩きました。
ドンドンドンドン!!
光一「N君!! 来たぞー!!」
と、呼びかける声も大きく。
それでも無反応なので、
さらに、何度もドアをノックし続けました。
ドンドンドンドンドン!!
ドンドンドンドンドン!!
ドンドンドンドンドン!!
がさがさ…………
と、叩き続けたら、
中から音が。
ようやく気づいてもらえたと思い、
ノックを止めました。
で、
キィ〜
とドアが開きまして。
中から…………
見知らぬ人「誰?」
アンタこそ誰よ?
見知らぬ人「………………」
なんか、出てきた男性……
全く知らない人の上、
パジャマ姿で
めさくさ不機嫌そうです…………
光一「あ、すいません。
間違えました!!」
見知らぬ人「チッ!!」
バタン!!
光一「あれ?
おっかしぃ〜な〜?」
S君「全然違う部屋じゃん!!
今の人、
すっげー怒ってたよ!!」
で、肝心のN君の部屋は…………
携帯のライトで照らしてみたら、
その見知らぬ人の隣の部屋でした……
S君「光一君。
ホントしっかりしてくれよー」
うん。
私もそう思うよ。
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