全損
小学4年生当時
全損っていう言葉の意味をみなさんは知っていますか?
まあ平たく言うと、上の画像のようになることです。
スピードの出しすぎ、余所見などはいけないという教訓ですね。
何をするのにも注意力を散漫にしたり、油断してはいけないということです。
今のメモですよ。
すごい役立つ意見でしたからね♪
さて、
実は光一も全損を経験したことがあります。
あれは忘れもしない小学校4年生の夏でした……
4年生?
あー、
ツッコミたいのはわかりますが、しばし話を聞いていってくださいね。
私は父の車で母の実家に来ていたのです。
ええ、当時の私は車の運転なんてできませんでしたもの。
そうして県道で横合いから出てきた車に……
…………
なんてことはあるはずもなく……
さて、
実家の近くにはショッピングセンターがあったんですよ。
今もありますけど。
さて、買い物を終えた私たちは車に乗り込んだわけです。
車に乗り込むということは、
ドアを開けて、座席に座って、ドアを閉めて、シートベルトをするということです。
この一連の作業は子供でもできるわけです。
むしろできないといけないわけです。
そこには余所見とかの不注意は存在しないわけです。
なんせ、余所見していたってドアは閉めれるし、シートベルトもできるわけです。
だからこそ……
だからこそ光一には油断が生じたッ!!
人生……わずかな油断で落命する方も多いのに……
ガチャ
とドアを開けまして、
ここまではパーフェクトなわけですね。
パーフェクトもなにも開けただけですから。
こいつなんて、パーフェクトでもそうでなくても関係なさそうですけどね。
「足なんてただの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」
……パーフェクトジオングにする意味ないじゃん……
まあ、それは置いておきまして。
そのときにちょっと余所見していましたよ。
駐車場で後ろから来た車に光一は……はねられ……
……はねられそうになったんですけど、それは大丈夫でした。
ふう、まさに駐車場でも余所見は危険という証拠ですね。
ホッとした私は次なる動作へ。
さーて、次はドアを閉め……
バタン
光一「うぎゃあああぁぁぁぁ!!!」
大変です。
私(当時小学校4年生)の手が……
何故か、
両手が……
血まみれです。
血まみれになったんです。
どうしてか、
両手……
片手でなくて両手……
ドアを開けて閉める。
どう考えても両手が挟まるわけがないのに……
そのあたりの詳細な記憶が残っていないのが残念ですが……
光一は、
車のドアを開けて、
何故か両手を挟まれて、
それで両手の指の爪10本すべてを
まさに全損……
ぐっしゃぐしゃのぐちゃぐちゃ……
に割ってしまうという痛くて痛くて仕方のない経験をしたのでした。
全損事故……
何事も油断や慢心があってはいけないということですね。