4/17(日)
ドイツ:旅の恥はかき捨て編


光一「何してるんだろ……私?」









どうも。ドイツ一人旅報告。
第三回目です。光一です。
今までの報告はこちら(4/11/14









どうにかこうにか、
ドイツのフランクフルト国際空港に着きました。
着いたはいいんですが……



















朝の5時50分に到着。
フランクフルト市内には、
朝の6時50分に到着です。


↑フランクフルト・アム・マインの中央駅です。









あの〜…………









朝早すぎて、

全然人がいないんですが?

そもそも……

やってるお店すらないですね。









ともかく、
16キログラムもあるトランクケースと、
辞書が詰まって重い手提げカバン……
どうにかしなければ……
というか、疲れた。休みたい。

ここまで20時間休憩なしですよ?









そこで、
日本で予約したホテルに行きました。
ダメもとで聞いてみました。





光一「チェックインしたいんですけど」


レセプション「まだ無理です





即答でした。





…………

右も左もわからぬ異郷の地で、

言葉もロクロクできぬ東洋人……

とりあえず、トランクケースだけ預けて、
ホテルにチェックインできるまで市内を歩くことに。












光一「おお〜、これがシラーかぁ♪」











光一「これが、

   フランクフルトの旧庁舎レーマーかぁ。

   綺麗な切妻屋根だなあ」









…………









……………………










全然人がいなくてさびしいんですが?

というか、

ここまで自宅から20時間もかけて来て、

休憩もなしに歩き回るのは辛いんですが?

お店が一軒も開いていなくて、

ノドが乾いたのに、

水すら買えないんですが?

もう早速泣きたいんですが?

泣いてもいいですよね?









あまりに悲しくなってきたので、
この旧庁舎のあるレーマー広場から、
再び駅の方向へ歩き出しました。
トコトコ心底疲れきった顔で歩いていたら、









ドイツ人「どうしましたか?」

と、いきなりドイツ人に聞かれました。
もちろんドイツ語ですが……。
相手は親切心で、
おそらく

死にそうな顔

をしていただろう東洋人に声をかけたのでしょう。
ドイツ人は本当に親切です。
これ以後の滞在中も、
何回も助けられました。










しかし、
この時の私はどうかしていたのでしょうか?
咄嗟にこう聞いていました。



















光一「レーマー広場に行きたいんですが









お前、

今まさにその広場から歩いてきたんだろ?

思わず心の中でツッコミました。
そしたらそのドイツ人。





ドイツ人「レーマーには、

     この道をまっすぐ行けばいいよ





よく知ってます。

その道を

レーマーから歩いてきたトコですから。

でも、そんな事言えません。





光一「ダンケ・シェーン!」
(※ありがとうございましたの意味)

と口からはお礼の言葉を。
相手も、「ビッテ!(どういたしまして)」
と言って去っていきました。









取り残された東洋人は、
さらに疲れきった面持ちで、

もと来た道をレーマーの方へ戻っていきました。









光一「何してるんだろ……私?」









本当に何がしたかったんでしょうか?

この哀れな東洋人は…………









店が開き始めたのは、
午前10時から……
それまでの約3時間……

人気のない街を歩き回るのは、

本当に泣きたい気分でした……





▼死にかけました。
10時になったら、観光案内所で市内の情報を聞きました。
すぐに水を買いました。
▼ホテルには2時半頃にチェックインしました。

▼今日の一言▼
早朝……是絶望的時間也(これぜつぼうてきなじかんなり)


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