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(店名)Bistro パリ食堂
(ジャンル)フランス料理
(住所)茨城県つくば市二の宮2−14−16 セントラル88 1F 101
地図<パリ食堂> 画像<パリ食堂> |
<営業時間>
ランチタイム
11:30AM〜
2:00PM(L.O.)
ディナータイム
6:00PM〜
9:00PM(L.O.)
定休日
月曜
席数
約20席
駐車場
すぐ近くに、洞峰公園の
有料駐車場あり。
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初回調査記事<2008年5/2>
※2011年、茨城県つくば市松野木100-11に移転しました。
移転先での店舗名は『シェ・レノン』です。
二の宮店は「欧風カレー料理・パリ食堂」として別の店になっています。
2011年12/18に、ころすきんさんより口コミ情報でいただきました。
(特色)フランス家庭料理を、下町感覚のビストロで!!
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 |
☆☆☆☆ |
カップル・夫婦で来店 |
☆☆☆☆☆ |
女性のみで来店 |
☆☆☆☆☆ |
子供連れで来店 |
☆☆☆ |
男性のみで来店 |
☆☆☆☆☆ |
味 |
☆☆☆☆ |
値段 |
☆☆☆☆ |
入店の気楽さ |
☆☆☆ |
バリアフリー状況 |
※店へ入るために、階段を降りる必要あり。 |
<日記風味調査記事>
この日、ゴールデンウィークの6連休2日目である。
彼女の休みが重なっており、茨城に4日朝まで滞在してくれることに。
そこで、2日に向かった先が『ビストロ パリ食堂』である。
アクセス方法は非常に用意である。西大通から、「アンデルセン」のある交差点を東へ入る。「洞峰公園」の北側沿いの道だ。この道沿いに『パリ食堂』はある。ただ、店の駐車場はないので、すぐ近くの洞峰公園の有料駐車場へ(1時間100円)。
ちょうど有料駐車場真向かいにビルがある。このビルの西面1Fに店が入っている。
1Fと書いたが、階段を2〜3段ほど降りるので地下中1Fという感じである。
彼女の茨城到着が遅かったので、店のランチが終わる直前の1時40分頃に到着した。
そのためか、店の中には歓談している女性客2名がいただけであった。
なお、私達の到着直後にも、男性客1名。
店に入ると、気さくで丁寧な物腰のママがメニュー等の案内をしてくれた。夫婦で切り盛りしている。ランチ終了直前にも関わらず、丁寧な対応をしてくれたのでありがたかった。
このGW期間は、店の12周年記念ということで、5月3日〜6日まで、夜は「パリ食祭」というフルコースディナーを行っているようだ。この「パリ食祭」は毎年恒例らしく、GWの時期に行っているそうだ。
なお、この日はランチ終了直前に行ったこともあり空いていたが、普段は混んでいることも多いらしく、電話で予約を入れておくのが確実だろう。
店内は20席あるかないかのこじんまりとしたものなので、すぐに満席となってしまう。
店の内装等は、古いパリの食堂をイメージしているのだろうか、アットホームな雰囲気である。
フランス料理を肩肘張らずに食べることが出来る。
店内が洗練されていて綺麗というものを期待すると外してしまう事になるだろうが、庶民感覚で食べたいと思うのであれば、期待にそった店となるだろう。
なお、「パリ食堂」はプリフィクス・スタイルの店であり、コース料理のメニューを自分で選択できるようになっている。そのため、予算や時間、腹具合に応じて組み合わせを柔軟に変えて対応できるのがありがたい。このシステムは、ランチもディナーも同じことである。
なお、水を出してくれた際、ボトルが魚の形をしていて、ちょっと面白かった。
では、下にメニューを記しておく。
▼ランチメニュー(パン付):ALL1030円 |
『シュークルート パリ食風』
『子羊のクスクス』
『若鶏の赤ワインビネガー煮とマカロニグラタン』
『本日の鮮魚料理』 |
▼上記4品へのセットメニュー |
『定食セット』(プラス730円)
「本日のスープ」、「デザートの盛合わせ」、「ドリンク」
『スープセット』(プラス470円)
「本日のスープ」、「ドリンク」
『デザートセット』(プラス500円)
「デザート盛合わせ」、「ドリンク」
『ドリンクセット』(プラス110円)
「ドリンク」 |
▼ディナー |
『各種オードブル』(700円)
『各種メイン』(1800円)
『各種デザート』(600円)
『ディナーコース』(2950円〜)など |
ランチの値段は、1030〜1760円。
なお、ママさんが説明してくれるが、「シュークルート」とは、フランスのアルザス地方の郷土料理。「子羊のクスクス」……クスクスとは、硬質の小麦を粒にしたスパゲティの原型とも言われるもの。北アフリカなどが元々の発症の地と言われている食べ物。
多分にそういうわけなので、イスラーム色が強い。同じフランスでも南フランスは、アフリカからの影響を強く受けてきた歴史的経緯があるので、こういう料理が伝わっているのだろう(フランスの場合は、19世紀からアルジェリアを植民地にしてきた過程からかもしれないが)。
さて私達が頼んだものである。
私は「子羊のクスクス」を「定食セット」で注文。つまり、1760円。
彼女は「シュークルート」をやはり「定食セット」で注文。
ランチを注文して、最初に出てきたのが「フランスパン」。
ちょっと残念だったのが、このフランスパンが冷めてしまっていたことであった。
唯一、この点だけが残念。ランチ終了真近だったためだろう。
次に、「本日のスープ」。
ママさんの説明によると、この日のスープは「新ジャガのスープ」。
出てきたときに、色が薄緑色をしていた。私達2人が「緑色だね」と言っていたところ、ママさん曰く。
「ハタマ」を使用しているからとのことだったので、「葉玉ねぎ」のことだろうか?
まろやかな柔らかいスープであった。
さて、メイン。
彼女の頼んだ「シュークルート」であるが、こちらは、上にピジョンマスタードがかけられている。
ニンジンやジャガイモ、ベーコンなど具沢山の煮込みのような感じ。さらにメインはなんといっても、ふんだんなザワークラウトの下に、美味な豚肉が。ザワークラウトは酸味があるため、人による好みが分かれるかもという話だったが、ここのザワークラウトは酸味が程よい。
スープも温かみがあって、まさに家庭料理と言う感じ。
私の頼んだ「子羊のクスクス」に関しては、食べたことのない味だった。
硬めに茹でられた粒パスタに、ピリ辛スープをよく絡めて、具材などと一緒に口に入れていく。
カブ、ニンジン、ナス、インゲン、子羊、豆、タマネギ、ソーセージなど、こちらも具沢山。
大振りの野菜は食べ応えがある。
味は若干濃い目になるので、これも人による好みは分かれるかもしれない。
こういった料理形態は、フランスと言うよりも北アフリカと言う感じである。
というのも、フランスの旧植民地アルジェリアでは、クスクスは「食事」と同義語に近い扱いを受けているくらいだからだ。
食後にデザート。それと「ドリンク」。この日のデザートは、イチゴのタルトやムースなど。季節柄を繁栄させたプレートデザートであった。
濃厚な味わいでこれも美味しい。
全体的にボリュームのあるメニューで、非常にお腹一杯になれる。
クスクスなど、他店ではまずお目にかからないような料理を、庶民感覚でいただける店である。
洞峰公園散策の折に、立ち寄られてはいかがだろうか?
なお、店を出るときも、深く頭を下げてくれていたママさんの接客は、非常に好印象だった。
また来たいと思うタイプの店である。
『パリ食堂』
URL:http://www.geocities.jp/parismarseilles/
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<アクセス方法>
※地図を作成したので参考に。
<土浦方面より>
1、国道354号線を使用。
2、「学園東大通」に入り、北上。
3、「並木1丁目」交差点を左折(西へ)
4、そのまま直進。「洞峰公園」の有料駐車場へ停める。
5、駐車場目の前のビル西面1Fに『パリ食堂』。
<その他ルート>
1、「学園西大通」を利用し、「洞峰公園」北沿いにある「アンデルセン」のある交差点を左折(東へ)
2、あとは、洞峰公園有料駐車場を利用し、上のアクセス方法と同じ。
※どこから来る場合にせよ、「洞峰公園」北沿いの道にあるため、公園の有料駐車場へ停めるのが一番良い。
※有料駐車場の真向かいあたりのビル(※西側2軒隣位にはセブンイレブンがある)1Fにある。看板も出ているので分かるはず。 |