フレッソン外観 (店名)フランス菓子 Fresson(フレッソン)

(ジャンル)フランス菓子

(住所)茨城県つくば市吾妻3−7−9 シャトレー川中1F

地図<フレッソン>     画像<フレッソン>
<営業時間>
10:00AM〜
7:30PM


定休日
火曜



席数
なし



駐車場
なし

初回調査記事<2008年5/2>

※フレッソンのオーナーがプロデュースしたクレープ専門店『ラスト・ワルツ』も♪
  2008年8月に紹介しました。ぜひ、訪れてください!!
(特色)飾り気よりも味。造り手の誠実さが伝わるフランス菓子の名店!!
<オススメ目安表=最良☆5つ ☆3つは標準的 最低☆1つ>
店の雰囲気 ☆☆☆☆ カップル・夫婦で来店 ☆☆☆☆☆
女性のみで来店 ☆☆☆☆☆ 子供連れで来店 ☆☆☆☆
男性のみで来店 ☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
値段 ☆☆☆☆ 入店の気楽さ ☆☆☆
バリアフリー状況 ※店へ入るために、階段を上がる必要あり。


<日記風味調査記事>



 この日、つくば市内で買い物を済ませた後、彼女とおやつを買いに菓子屋へ立ち寄った。
 
名前はフランス菓子『フレッソン』である。


 住宅街の中、ビルテナントの1Fにある店だが、アクセス方法は容易で分かりやすい。
 
「つくばエキスポセンター」の東脇の道を、道なりに北上していくと、本屋「友朋堂 吾妻店」がある。その南側ビルの真ん中のテナントに入っている。


 店の外観は『FRESSON』のロゴを白抜きにした赤の日よけテントが目に付く。
 住宅街の中のビルに入っているテナントなので、外から見たときの存在感はあまりない。
 飾り気のない外観とも言えるだろう。



 店内は中央ホールを広く取ってあり、その周囲に焼き菓子やケーキ類が並べられている。
 種類・ジャンルごとに綺麗に商品が並べてあるのが印象的だ。



 ケーキ・焼き菓子ともに種類が豊富で、どれを選ぼうか迷ってしまう。
 とりあえず、大体の値段を下に記しておく。



▼各種焼き菓子(100円台前半〜200円台中後半が主流)
※各種単品に関して。
「プチ・ジャック」(231円 ※2枚)、「ガレット・ナンテ」(231円 ※2枚)
「ロッシェ・テ・ヴェール」(116円)、「ガレット・ブルトン」(210円)
「ドフィノワ」(242円)、「マカロン」(各種 147円)…………などなど多数。
▼パウンドケーキ類(200円台前半が主流)
※切り分けされたものの値段。1本の値段ではない。
「ケーク・オー・プラリネ」(210円)、「ケーク・オー・フィグ」(210円)
「ケーク・ノワール」(210円)、「ケーク・ジャンジャンブル・オー・キャラメル」(210円)
…………などなど多数。
▼ケーキ類(300円台半ばが主流)
「サン・ミッシェル」(336円)、「サヴァラン」(336円)、「カラク」(315円)
「フロマージュ・キュイ」(315円)…………などなど多数。
▼ジェラート各種
▼各種詰め合わせギフト品などあり。


 さて、私達が購入したものだが…………


 「ロッシェ・テ・ヴェール」(※抹茶入りのメレンゲ 116円)
 「ガレット・ブルトン」(※ラム酒入りの厚焼きサブレ。フランス・ブルターニュ地方の銘菓 210円)
 「ドフィノワ」(※クルミの焼き菓子の定番。グルノーブル産のクルミとカラメルをあわせて、生地で包んで焼き上げたもの 242円)
 「マカロン」のバニラとショコラを購入(1個147円)
 「サン・ミッシェル」(※アーモンド入りのメレンゲ生地に、プラリネ風味のコクのあるクリームのケーキ。 336円)
 「フロマージュ・キュイ」(※チーズスフレのこと。 315円)
 あと、他にチョコレート菓子を購入。
 
全部で8品目を購入し、1789円である。


 自宅に帰って、包みをといてみた。


 焼き菓子、ケーキ類はちょっと小ぶりな感じ。
 そのため、他店と比べると相対的に1割程度は値段が高めな感じだ。



 あと、各ケーキともに、飾り気がない。果実やクリームなどなどで、派手に彩を添えたお菓子ではないのだ。菓子の形もオーソドックスそのものであり、基本形に忠実である。そのため、珍しい形とか、店独特のフォルムというものが見当たらない。


 ところが、これらのお菓子を口に入れると……これが非常に美味しい!
 造り手の誠実さを感じる、今までに食べたことのないような味。



 「ガレット・ブルトン」は、口に入れるとサクサク小気味良い。あっさりとしており、それでいて口の中でパサつかない。しっとり加減が絶妙なのだ。味も口の中にじんわりと広がっていき、ほのかに主張してくる。オススメ。


 「ドフィノワ」は、クルミの食感が良く、香ばしい。重厚な味わいがとてもたまらない。これも私的にはオススメ。


 「マカロン」に関しては、私達は「バニラ」と「ショコラ」を選んだ。
 
荒く扱うと簡単に潰れてしまう繊細なお菓子。
 口でサクっと砕いたと思ったら、くどくはない良い味が広がる。皮もすんなりと通っていく。
 味がしっかりしており、思わずサクサク食べてしまう。



 「フロマージュキュイ」は、上品で濃厚な味わいがたまらないチーズスフレ。
 これは非常に美味で、他店にはないような堅実な味わい。これもオススメ。



 「サン・ミッシェル」は、これもまた上品かつ濃厚。濃厚なのにあっさり目に感じる。
 
アーモンドの食感が素晴らしいアクセントとなり、コクのあるクリームなのに、まろやかさを感じる。


 全体的に、上品でしっとりした味わいのものが多い。
 小ぶりだけれども、味の密度は高く、非常に満足できる。

 つまるところ、少々重たいケーキ類が多いのだが、それを感じさせないような上品さをうまく兼ね備えている。



 飾り気のない菓子であるが、味わいの素晴らしさが全てを克服しており、こんなに誠実で堅実さを感じるものもそうはないと思わせる。


 とにかく、クセになる。もっと食べたいという気を強く起こさせる菓子を作っている。
 
あちこちの店でもケーキなどを食べるが、ここの味には到底及んでいないように思われる。


 お菓子の味から、造り手の意気込みをものすごく感じることができた。非常に稀有な店だと思われる。
 とにかくオススメ。ぜひとも、来店していただきたい。



 『フレッソン
 URL:http://www.fresson.info/


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<アクセス方法>

地図を作成したので参考に。


<土浦市から来る場合>
1、県道24号線(土浦境線)で、つくば市に入る。
2、「学園東大通」の、「妻木」交差点で、「学園北大通」に入る。
3、
最初の信号のある交差点を、左折。
4、
一番最初の左に折れる道を左折。
5、
約200メートル先の右手側に、「ザ・ハンバーグ」がある。その西脇の小道を右折(南へ)
6、約300メートル先。右手側に本屋「友朋堂」を過ぎ、すぐ先のビルテナント1Fの真ん中が『フレッソン』

<西大通利用の場合>
1、「西大通」の「吾妻西交差点」を「東大通」方面へ折れる。
2、
3つ先の信号機付き交差点を左折(北上)
3、道なりに進み、左手に「つくばエキスポセンター」を見ながら北上。
4、
最初の信号機付き十字路を過ぎて、ゆるやかなカーブが終わったあたりの左手側のビル1Fに『フレッソン』。


※どこから来る場合でも、吾妻3丁目の本屋『友朋堂』を目印にすると分かりやすい。

※地図上で確認すると、住宅街の細かい道のようだが、かなりアクセスしやすい場所にある。