光一「どうだ、見たか！！ 私の実力を！！
この勝負、私の勝ちだ！！」
どうも、アナタのハートをロックオン（女性限定）、光一です。
さて、先日まで新年会の話題などをしていました。
今日は２月１２日ということもあるので、
季節を踏まえてそろそろアレの話題をしようかと。
そう…………
巫女詣 初詣の話をしましょう！！
私は人混みがキライなので、例年であれば、人が来ない神社に行くか、
あるいは春先に初詣を行うのですが、今年は珍しく１月に行ってきました。
ちなみに私、神社で引くおみくじは気持ち悪いと思っているのです。
何故かと言いますと……………………
１９９８年高校の修学旅行では
かの太宰府天満宮で大吉を引き当てました。
これ、人生初の大吉みくじです。
かの学問の神様、菅原道真公が祭神の大宰府で！！
受験を控えて大吉だったのです。素晴らしい人生初大吉みくじ！！
直後、受験に滑って落ちましたけどね…………
さらに……………………
待ち人：早く来る
縁談 ：早く調う
そのように書かれていたのに……………………
高校３年間付き合っていた彼女と別れました……
（参照：『痛笑過去』->Ｎｏ．６０：「神は死んだ」）
でも何故か、その後は引くおみくじが必ず大吉になる状態に！
例えばですね……………………
２００４年も大吉でした！！
失せ物は早く見つかるとのことでした♪
ちなみに、地元の筑波山神社においてです。
その年の初め、購入して１週間の新車を盗まれました。
ちなみに今も見つかっていません…………
（参照：２００４年６／２７：『愛車が盗まれました……』）
２００９年はＧＷ中に初詣に行きました。
これも有名な、笠間稲荷神社においてです。
やはり大吉……おみくじって大吉しかないんじゃ……
２００９年はといいますと………………
近年まれにみる絶賛体調不良の年、かつ！
初詣直後、愛用のＰＣがクラッシュするという悲劇。
そんな私が２０１０年１月、筑波山神社へ嫁を連れて初詣に。
嫁「光一さん、おみくじ引いていきましょうよ」
出ました。このステレオタイプが、紋切り型が！！
神社に来れば必ずおみくじという短絡思考。
なので、私はやんわり諭してあげる事にしました。
光一「いいかー、おみくじなんてのは当てにならん。
こんなところで金儲けをしようという、
神社側の商業戦略に乗ってはいけない！！
これは人の心につけこんだ、詐欺商法だ！」
嫁「そこまで難しく考えないでいいじゃないですか」
なんと、私のやんわりした説得に耳を貸さない！！
おみくじなんて、そんな紙きれのために１００円も出すのかね！？
やむを得ず、私は説得材料を加えて諭す事にしました。
光一「いいか、私は大吉ばかりを引いているが、
現実は甘くはない！！ 大吉なんて引いたってな、
受験は失敗し、恋人にふられ、新車は盗まれ……」
嫁「まあまあ、それはそれ。運だめし運だめし♪」
なに、この娘！？ もしかして日本語が通じていないのですか？
何でそんなにあんな紙切れ引きたがるの？ 分からない。分からないアルよ！
大吉を仮に引いたって、絶賛失われた１０年の私が言うのだから間違いない。
大吉を引き続けた１０年あまり、私にどれだけの不幸が舞い込んだと思うのか？
なので、説得のベクトルを変えてみる事にしました。
光一「ほら、社務所を見てみなさい」
社務所の方を見てみると…………
巫女さん達が何か色々販売中
光一「彼女らはみんなバイトだ。
その証拠に、前は私の友達があそこにいた！
しかもあの長髪は、つけ毛！！ けしからん！
連中が売りさばくものに、ご利益があるのかね？」
そんな神社の商業主義に私は警鐘を鳴らして、戒めてみました。
そうしたところ、さすがに説得が通じたのか…………
嫁「じゃあ、おみくじ引いてきましょう！！」
って、空気を読んでいない、この人！！
おみくじ引きたいとか、まだほざいていますよ！！
いい加減、夫のオーラから空気を読んでください。
光一「いや、こんな物を引くわけには…………」
嫁「引かない方が空気読めてないですよ」
さり気に私がＫＹ（空気読めない）扱いされる始末！？
それでも引きたくなかった私は、やむなく最終手段に出ました。
光一「いいか、よく聞くんだぞ。
私はずーっと連続して大吉を引き続けてきた」
嫁「そして不幸の連続だった」
…………さらりと…………我慢我慢…………
光一「これだけ引き続けているのもすごいだろ？」
好きな人「確かに、普通そんなに大吉出ませんよ！！」
光一「だから、私がおみくじを引きたくない理由を、
本当の理由をはっきり言おうではないか！！」
この理由を前に、無理強いなどできないはず！！
嫁「じゃあ、何で引きたくないんですか？」
…………………
光一「１０年余り連続で……少なくともこの４年連続。
この大吉連続更新を止めたくないからだ！！
大吉でなかったら、連続記録止まるだろうが！！
怖くて引けるわけないだろ！！」
まくしたてるように、はっきりと主張しましたよ。
主張できる男、光一…………はっきり言って、カッコイイ！！
その、主張できるカッコイイ夫に嫁はこう言いましたね。
嫁「ふーん、記録が途絶えるのが怖くて引けない。
光一さんって、ただのチキンですよねー！」
光一「なっ！？ 私のどこがチキンだとー！！」
自分の夫を……チキン扱いしましたよ、この女………
みなさん、取りあえず殴っても良いですよね？
嫁さん「チキンじゃないなら、引いたらいいんじゃない！」
光一「ああ、引いてやるよ。引いてやるともさ！！」
ここまで言われては後には下がれない。それが男というもの。
私が大吉を引いて、嫁が引けなければ私の勝ち！
嫁が大吉で、私が大吉でなければ嫁の勝ち！
神社において、プライドを賭けたおみくじ引き勝負が幕を開けました。
１００円が化けるのは、大吉、中吉、末吉、小吉、凶？
光一「……小銭が無い！ １００円貸せ！！」
嫁「しょーがないですねー」
勝負のために、嫁から１００円を借りる私。
さあ、数多あるくじから……強運を持って大吉を探り当てる私。
嫁も続いて、おみくじを引いています。
嫁「あー…………私は中吉ですね」
微妙にがっくし来た感じの嫁。
さあ、私のおみくじ２０１０年バージョンを開けてみましょう。
２０１０年も大吉でしたー！！
嫁「すごーい、また大吉じゃないですか！！」
何故か、はしゃいでいる嫁。そして…………
光一「どうだ、見たか！！ 私の実力を！！
この勝負、私の勝ちだ！！」
思わず筑波山神社に響く、私の勝利宣言。
おみくじ引き勝負……見事に私の圧勝でした！！
嫁「いや、おみくじに勝ち負けはないですから」
光一「ふっ、言わせてもらおう。
本当はこれ、大吉しかないんじゃないの？」
嫁「いや、私、中吉ですから」
光一「君が単に運勢悪いだけじゃないのー？
すまないねー、チキンが勝って申し訳ないねー♪」
嫁「私の中吉だけど、書いてある事良い事ばかりだもん」
なんか、微妙に悔しそうに見えたので……大人な私は。
光一「まあ、いくら書いてあろうと…………
大吉には程遠いね、中吉では！」
嫁「大吉でも運勢悪いくせに―！！」
光一「フフーフ、負け惜しみ負け惜しみ♪」
……………………
そして………………………
今年は３年ぶりに３８度超の高熱で４日間寝込みました。
▼おみくじなんて……所詮ただの紙切れですよ！！
▼yukiさんよりここ数回の更新に対してメールをもらっております。どうもです！
▼それによると「光一さんカッコイイッス!!」「このサイト自体「単独事故」みたいなもん」
▼…………あれ？
▼今日の一言▼
大吉……是事不成現実也（これげんじつにはならざることなり）
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