お金の稼ぎ方
小学校低学年時
生きている以上、
お金を稼ぐ
って死活問題じゃないですか。
お金がないとしたいことができない……
金と愛どっちが大切?
なんていう二者択一もあるくらいですからね。
さて、
話は光一の少年時代になります。
当時の光一は、
何か買いたいと言えば100円だけ……
そう100円までなら親から貰えました。
しかし、
100円で買える物は
たかが知れています。
そこで、
子供なりのお金の稼ぎ方
というものを学んだわけです。
肩たたき?
親の手伝い?
親戚からお小遣いをもらう?
そんなの当たり前すぎます。
私はもっと……
アグレッシブな
より積極的で攻撃的な手法です。
さて、
今回の主役は私と、
地元の親友Aです。
(親友Aについては、痛笑No9「抜くのが大好き」、No.22「ロケット花火」参照)
親友A「おい、光一。遊び行こうぜ」
光一「あ、待って今行く」
こうして、
いつものように私とAは遊びに行きました。
大抵は、Aが当時私が住んでいた貸家に来たのです。
A「暑ッ……」
光一「なんかアイスでも買うべ」
A「そうだな」
そうして、
私と親友Aが向かった先は、
当時の私の住んでいたところから目の前の
雑貨屋さん
今は閉店してしまいましたが、
日用雑貨からお菓子まで売っていた昔ながらの店でした。
当時、地元の子供たちがよく行った店です。
まずは雑貨屋……
ではなく、
雑貨屋の目の前の
自販機
A「よし開けるぞ」
光一「おう」
その自販機のさらに目の前の……
A「どうだあった?」
光一「おう、あるある」
どぶ板……
を開けたドブ
ここに手をいれ中をさらうわけです。
すると不思議も不思議……
たくさんの小銭が出てくるではないですか♪
まさに現代版「宝の島」
チャリーン
チャリーン
チャリーン
ガコン!!
ジャー、ジャラジャラジャラ
A「よし、OK」
光一「半分こだぞ」
ドブから拾っただけの小銭では使いたくないし、
何よりも店の目の前で拾っていたのがバレるので、
まずはそこの自販機に10円以上の小銭すべてを投入。
それでジュースを買うと、
おつりには綺麗な小銭が、
そこそこまとまった単位に変わって出てきます♪
A「おばちゃーん、コレおくれ」
光一「オレはこれ」
って感じに次はその店に入って、
お菓子やアイスを買っていく。
多いときには
2000円以上
手に入りました♪
おさらいすると、
@物を買う予定の店へ
Aその店の目の前の自販機
B……の目の前下にあるドブをさらう
C出てきた小銭を自販機に入れて綺麗な小銭に変える
Dで、店に入って物を買う
何を言っても、
その自販機のおつりが落っこちてドブに入っていったものですから、
自販機が受けつけないような
1円・5円
の類はないんですよ♪
これが、
子供なりの知恵を絞りつくした、
私たちのお金の稼ぎ方でした♪