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光一
「まず、みなさんに発表したいと思います!」 |
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清香
「前回更新時に…………
『あやかのTagebuch500回記念』と称しまして」 |
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光一
「記念企画…………
『鳴島綾香日記500回記念!!
綾香君に捧げものを集っちゃおう!』」 |
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清香
「別名『綾香君、500回記念更新で赤っ恥?』
を企画したのですが…………」 |
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光一
「予想通り…………
綾香君にお祝いはありませんでした!」 |
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清香
「えーっと、掲示板・メールともになし。
もちろん贈り物も無しということで……」 |
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光一
「綾香君、見事な赤っ恥をおめでとう!」 |
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鳴島
「どこがおめでたいんですかぁ!?」 |
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清香
「お姉ちゃんの日記500回記念が、
見事なネタに終わって良かったね♪」 |
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鳴島
「どこもよくない〜!!」 |
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清香
「さて、お姉ちゃんの500回記念日記が、
わざわざ話題に触れたにも関わらず、
完全スルーされましたので、御見事な結果だったと」 |
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鳴島
「どこが!?」 |
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光一
「400回、300回の時は一切記事で触れなかったから、
今回は記事で触れてあげたのにね〜」 |
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清香
「これはお姉ちゃんが二十代前半の若かった時から、
三十路手前になった事も影響していますかね?」 |
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光一
「年増にプレゼントもあるまいと」 |
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鳴島
「なんですか、年増ってぇ!?
私はまだまだ若い女の子ですよぉ!」 |
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光一
「三十路手前で……女の子はない」 |
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清香
「女子高生の私なら使っても良いけど、
お姉ちゃんが使うのは問題が…………」 |
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鳴島
「私を年増扱いするなら、
マスターの方がよっぽど年寄りでしょう!」 |
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光一
「なんで私が年寄りなんだね!!」 |
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鳴島
「腕をバンザイしたら、腕が上がらないとか、
四十肩寸前と言われたりとか、
立派な年寄りじゃないですかぁ!」 |
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光一
「私は年寄りじゃないよ!!
四捨五入しても30歳だし、
その点では四捨五入した君と同い年だ!」 |
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鳴島
「私より3歳も年上でしょうがぁ!
同列にしないでください!」 |
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清香
「3歳って……大した歳の差でもない」 |
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鳴島
「何か言った?」 |
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清香
「ううん、何も言ってないよ」 |
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鳴島
「それに整体に7年も前から通っているとか、
それこそ年寄りじゃないですかぁ。
私なんて行った事もないですからねぇ!」 |
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光一
「私は身体のメンテナンスというか、
健康のために通ってるんだ!」 |
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鳴島
「それが必要な時点で、
十分年寄りじゃないですかぁ!」 |
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清香
「なんか……すごい不毛な議論」 |
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光一
「何か言ったかね?」 |
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清香
「いいえ、何も」 |
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光一
「それに自分が若いと自信があるなら、
自分自身を『女の子』とわざわざ表現しないだろ。
言うあたりが、自信が無いと見えるね」 |
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鳴島
「なんですとぉー!?
ちょっと、清香。どう思う?」 |
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清香
「え? そこで私に振るの?」 |
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光一
「ここで一番若い…………
綾香君と一回りも歳の違う、
清香君の意見も聞いてみよう」 |
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鳴島
「なんでそこで『一回り』とか、
変に歳を強調するんですかぁ!」 |
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清香
「あのー……私から言わせてもらえれば、
どちらも五十歩百歩なので」 |
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光一
「私が綾香君と!?」 |
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鳴島
「私がマスターと!?」 |
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清香
「そもそも私、
自分の歳を意識した事ないですし」 |
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光一&綾香
『えっ!?』 |
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清香
「そこで『えっ!?』って言うあたりで、
二人とも年齢を気にしすぎじゃないかと」 |
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光一&綾香
『ぐっ!!』 |