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光一
「ゴホン、ゴホン!!」 |
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鳴島
「あ、マスター。
お…………」 |
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光一
「お、綾香君。
ゴホンゴホン!!
…………おはよう」 |
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鳴島
「おはようございますぅ」 |
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光一
「なんだか以前にもあったが……
何故そんな遠くから挨拶かね?」 |
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鳴島
「気のせい気のせい♪」 |
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光一
「ゴホンゴホン!!
ったく、仕事に支障が出るから、
こっちに来なさい!!」 |
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鳴島
「ヤ、ですよぉ」 |
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光一
「む、何でかね?」 |
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鳴島
「だって、
マスターの風邪がうつるもん」 |
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光一
「同じ空間で仕事していたら、
私から距離を置いても同じだと思うがね」 |
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鳴島
「あ!?」 |
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光一
「はい、それではこっちに来たまえ。
今日のミーティングを…………」 |
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鳴島
「では、風邪を引きたくない私は、
今日は有給をもらってお休みしますぅ♪」 |
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光一
「待たんかい!!
ゴホンゲホンホン!!
誰がその有給を許可すると思ってるのかね?」 |
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鳴島
「ほぇ?
有給は労働者の権利ですよぅ♪
私が取るべきときに取るのですぅ♪」 |
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光一
「君は就業規則とかちゃんと読んでるのか?
有給は、前日までに届出を出すこと。
上司の許可が必要。
つまり、私が許可出さなければ、
有給は取得できないよ、君」 |
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鳴島
「そんなぁ…………
マスターの風邪がうつったら、
誰が責任取ってくれるんですかぁ!」 |
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光一
「それは君自身で取りたまえ。
社会人たるもの、
ゴホンホン!!
体調管理も仕事だよ……ゴホン!」 |
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鳴島
「さっきから咳き込んでいるマスターには
あんまり言われたくないですよぉ……」 |
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光一
「だから、私は仕事休んでないでしょ!
ゴホゲホン!!」 |
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鳴島
「はいはい、分かりましたよぉ」 |
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光一
「ふう、最近は本当に寒くなった」 |
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鳴島
「同時にマスターも歳を重ねて、
一段とボケが進行してきましたねぇ♪」 |
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光一
「なんだね、いきなり!?」 |
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鳴島
「いやぁ……なんというかですねぇ」 |
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光一
「ふむ」 |
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鳴島
「28歳にもなって、
なーにが…………
『珠のお肌に磨きをかける』ですかぁ」 |
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光一
「なっ!?
珠のお肌は、珠のお肌だよ!!
私はまだピチピチなんだからね!!」 |
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鳴島
「どの口がそんな戯言言ってるんですかぁ?」 |
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光一
「失礼だな、君も!!
私の肌を見れば分かるだろ!!
ほら、今ここで私の裸を見るかね?」 |
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鳴島
「うわっ! セクハラ!!
見たくもないから、いいですよぉ!」 |
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光一
「論より証拠ではないかね。
見せてやれる自信はあるぞ?」 |
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鳴島
「25歳を過ぎればお肌は曲がり角。
マスターはもう28歳ですよねぇ?
まあ、その点?
私はまだ20歳なのでぇ、
実際にお肌はピチピチの珠の肌ですけどねぇ」 |
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光一
「ほぉぉぉ…………」 |
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鳴島
「ほぇ?
ちょ、なんですかぁ?」 |
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光一
「せーのっ…………」 |
ビリビリビリ!!
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鳴島
「にゃっ!?」 |
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光一
「あー、口だけかと思ったら、
確かに綾香君の肌はキレイだねえ♪」 |
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鳴島
「にゃ、にゃ………
な、何を…………」 |
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光一
「あ、制服は新しいの支給するから♪
いや、裸にひんむかないと、
肌の状態分からないじゃない♪」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「いやー、肌のはり、胸のはり具合…………
実にいいね♪
いや、久々に眼福だったよ。
やっぱり女の子の裸はいつ見ても……」 |
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鳴島
「ぐぅぅぅぅ…………」 |
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光一
「綾香君、前回も言ったが
ワンパターンが過ぎないか?
ナイフは下ろしなさい。ね?
ほら、手で隠さないと、おっぱい見えちゃうよ?
ナイフを置いて胸を隠した方が……」 |
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鳴島
「きゃぁぁぁぁ!!ε=(ノ゜Д゜)ノ/」 |
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光一
「ぎゃぁぁぁぁ!!ε=ε=(/;°ロ°)/
ε=ε=(ノ゜Д゜)ノ/ε=(/;°ロ°)/」 |
↓以下、健全サイトに…………
↑あるまじき音声を代替しました
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鳴島
「もしもし、119番ですかぁ?」 |