１／２１（月）

煽り文句の効果のほどは？

	光一 「うーん……何がいいかなあ……」
	鳴島 「おはようございますぅ」
	光一 「おはよう」
	鳴島 「あれ？ 何か考え事ですかぁ？」
	光一 「うん」
	鳴島 「何を考えてらっしゃるので？」
	光一 「んー、店のよい宣伝文」
	鳴島 「あー、なるほどぉ」
	光一 「何か良いあおり文句がないか…… 考えているんだけどねえ……」
	鳴島 「もしかして、 ウチの経営ってヤバイですかぁ？」
	光一 「そういうわけじゃないけど…… 『茨城県の飲食店紹介』は客足増え続けているし」
	鳴島 「じゃあ、良いじゃないですかぁ♪」
	光一 「でも、私の日記やこのページに関しては、 随分客足が減ってきているんだよ……」
	鳴島 「うえっ！？」
	光一 「今や、一番人が多く来てくれているのが、 『茨城県の飲食店紹介』のページだからね」
	鳴島 「うーん………… そっかぁ…………」
	光一 「君の出てくるこのページなど、 最盛期と比べて、客足は６割くらいだよ？」
	鳴島 「えっ！？ そんなに！？ みなさん、私を嫌いになった？」
	光一 「昔と違って、 エッチな話題がほとんど無くなったから？」
	鳴島 「そういうのじゃないと思いますぅ…… てか、思いたい……」
	光一 「まあ私のＴＯＰ日記だって、 このカフェのＴＯＰページなのに…… 最盛期の６割ちょっとくらいだなあ、今」
	鳴島 「それは確かに………… なにがしかの対策が必要ですかねぇ？」
	光一 「『茨城県の飲食店紹介』ページは、 今でも毎月アクセスが増え続けているよ」
	鳴島 「うーん………… 何でですかねぇ？」
	光一 「明らかに有用性があるからだろうな。 役に立つページには、来る人も多いだろ？」
	鳴島 「じゃあ、簡単じゃないですかぁ！」
	光一 「どうするかね？」
	鳴島 「マスターの日記も閲覧者にとって 有用な記事にすれば、客足も戻るのではぁ？」
	光一 「有用も何も………… 基本的にネタ文章に、有用性を求めちゃダメだろ」
	鳴島 「じゃあ、マスターが面白い記事を 週３回程度更新できれば、 それなりに客足も戻るのではぁ？」
	光一 「大学生の頃はそうだったけど…… 今の現状じゃ、週１回が限界だって…… ネット繋がない日だって多いし」
	鳴島 「あー、そっかぁ………… 難しいなあ…………」
	光一 「だからさ、 インパクトのある煽り文句を入れて、 検索で来る人をひっかけようかと」
	鳴島 「うーん………… だとすると、どんなのがあるかなぁ？」
	光一 「思い切って…………」
つれない　つり掘　つり天国 もどる　Ｕターン
	光一 「今日の日記に書いた看板みたいに 逆説的な煽りをする手もあるが……」
	鳴島 「つり掘りなのに………… 釣れないって…………」
	光一 「しかし、逆説的に書くことで、 却って人の気を惹くのは間違いないよな」
	鳴島 「まぁ、確かに」
	光一 「『ウチのラーメンはマズイ！』 って看板出しているラーメン屋は、 おそらく話題にはなるよな？」
	鳴島 「人の話題に出る時点で、 宣伝としては成功していますよねぇ」
	光一 「でも、テキストサイトで逆説的な煽りは あんまり成功しない気もするんだよね。 やっているトコも多いと思う」
	鳴島 「それは言えているかも」
	光一 「18禁的な煽り文句は、 アクセスの増加にはつながるんだが……」
	鳴島 「それだと、 サイトの信頼性を損ないますねぇ」
	光一 「真実味があることを書くのが、 一番信頼性を高めるやり方だ…… あ、そっか！！」
	鳴島 「何か思いつきましたかぁ？」
	光一 「『巨乳の天然ボケ淫乱ウェイトレス。 ポロリやエッチもあるかも♪』 だと、実際そういうウェイトレスがいるし 良い宣伝になる気がしない？ 実際、ここに巨乳ＡＶ探しに来る人いるし。 綾香君の活用は良いかも♪」
	鳴島 「なるほどなるほど♪」
	光一 「いいだろ、いいだろ？ じゃ、綾香君が脱いで色々しないと！ 私も巨乳ＡＶ好きだよ♪」
	鳴島 「『某サイト管理人、謎の死？ 過去に痴漢行為も！？』の方が、 話題になるし宣伝になりますよぉ？」
	光一 「すいません……冗談です……」

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