鳴島
「マースター！！！！」光一
「おお、綾香君おはよう」鳴島
「肩揉んであげましょうかぁ？」光一
「ん？ 珍しいね。
ちょうど凝ってるしお願いしたいけど」鳴島
「了解了解ですぅ♪」光一
「君が私に親切にしてくれるとは
珍しいねえ」鳴島
「そうですかぁ？
私はいつだって優しいですよぉ♪」光一
「ふむ、気持ちいいなあ」鳴島
「ねぇ、マスター」光一
「ん？
なにかね？」鳴島
「ちょーぉっといいですかぁ？」光一
「なにをかね？」鳴島
「実はですねぇ〜♪」光一
「ふむ」鳴島
「３万円ばかり欲しいかな〜？」光一
「ほぉ」鳴島
「な〜んて、エヘヘ〜♪」光一
「あ、肩揉みありがと。
さて、仕事に戻ろう」鳴島
「えー！！！！」光一
「ほら、綾香君。
仕事だ仕事」鳴島
「せっかく肩揉んであげたのにぃ……」光一
「そういう魂胆かね……」鳴島
「せっかく親切にしてあげたのにぃ」光一
「そういうのは親切と言わないだろ」鳴島
「えー、肩揉んであげたもん！」光一
「親切って…………
相手に見返りを求めての時点で、
それはその実、親切ではないぞ。
最近は親切が失敗のケースも多いが、
君の場合は最初から親切じゃないしな」鳴島
「マスターのケチンボ！！」光一
「なんだねなんだね！！」鳴島
「女の子がお金欲しいと言ったら、
即刻出すのが男でしょうよぉ！」光一
「どういう逆ギレの仕方かね！？」鳴島
「３万あれば、
新作の良い下着が買えたのにぃ……」光一
「ふーん…………」鳴島
「あれ？
マスター、その手のものは！？」光一
「まあ、少ないがとっておきたまえ」鳴島
「ひい、ふう、みぃ…………
５万円もあるー！！」光一
「まあ、日頃の感謝と言うか。
ほんの気持ちだよ」鳴島
「マスター優しい！！」光一
「まあ、君ぐらい巨乳だと
下着も合わせるの大変だろうしね。
まあ、私からの親切心というかね♪」鳴島
「わーい、
マスター大好きー！！」光一
「まあ、親切心なので見返りはいらないが、
私は黒の下着が好みかな？」鳴島
「ふーん」光一
「なおかつ、せっかくなら
下着姿を１度見せてもらえると、
まあさらにお金を出したくなるかな。
親切心で！！」鳴島
「お安い御用ですよぉ！！
私も日頃の感謝を含めて、
親切心で見せてあげましょう！！
別に見返りは求めないですけどねぇ」光一
「うむ。そしたら親切心から、
思わずまたお金を出してしまうね。
別に見返りがどうとは言わないけどね」鳴島（心の中）
『なるほどなるほどー。
ちょろいですねぇ♪
新しい下着とか水着欲しいときは、
この手がありましたかぁ♪』光一（心の中）
「ふふ、ちょろいちょろい。
これで下着姿を拝めるなら安いもの。
なおかつ下着姿と言うことは、
襲いやすいではないか！！」鳴島
「いやー、親切っていいものですねぇ♪」光一
「そうだね！！ 親切万歳！！」
