  | 
      光一 
       
      「まったく………… 
       
      掃除はしっかりしないといけないよね」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「なんですかぁ、いきなり?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「以前、掃除をしたらさ………… 
       
      腐敗したソーセージとか出てきた話したよね?」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「あー、そんな事もありましたねぇ」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「昨年末……12月の事なんだけどさあ」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「マスター」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「なんだね?」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「もう2013年も2月半ば過ぎましたけどぉ、 
       
      まだ2012年の話ですかぁ?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「それがどうした」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「いい加減に今年の話をしましょうよぉ」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「私は時代や流行に流されない男(`・ω・´)」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「いや……そういう問題じゃなくて」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「そういう問題で言えば、 
       
      1月1日に貰った年賀イラストや4コマなども、 
       
      ようやくやっと今回アップされましたね?」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「六神合体さんから、『年賀イラスト』に、 
       
      私達姉妹を描いた4コマ2本頂きました♪ 
       
      →『1本目』『2本目』」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「…………もう頂いた年賀イラストとか、 
       
      まさか無いですよね?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「……………………」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「何で黙ってるんですかぁ!?」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「と、年賀状替わりに貰ったイラストとか、 
       
      まだアップしていないの、あるんですね?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「はい、あります……ああ、あるさ。 
       
      それがどうした!!」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「開き直らないでくださいよぉ!!」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「で、今回もまだ年末の話と…………」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「しょうがないだろ。 
       
      なかなか更新が追い付かないんだから」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「まったくもう………… 
       
      で、年末の話がどうしましたかぁ?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「大掃除じゃないんだけど………… 
       
      年末に少し冷蔵庫の整理をしたわけよ」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「大掃除はされなかったんですか」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「していないが、それが何だというかね?」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「いや…………今日はずっと、 
       
      何をさっきから開き直り続けてますかぁ」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「そうしたら、冷蔵庫の奥から………… 
       
      1年半前の夏コミ時、 
       
      差し入れで貰ったジュースが出てきた」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「それって、弐式さんから貰ったドリンクですかぁ? 
       
      人から貰った物を……1年半も放置って」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「もう飲めないので、 
       
      即座にゴミ袋へボッシュート」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「うわ!! 人からの好意をなんて事を!」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「しょうがないだろ、もう飲めないんだから!」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「そこまで冷蔵庫に放置しておくのも 
       
      …………どうかと?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「他にも冷蔵庫の奥から………… 
       
      2年半物の牛乳とヨーグルトが出てきた」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「はあっ!?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「ここに引っ越してきた当時、 
       
      牛乳配達業者がサンプルで持ってきた物だけど、 
       
      飲まないで冷蔵庫の奥深くに入れたままだった」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「それはどうしたんですか?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「2年半も放置された乳製品なんて、 
       
      危険な発酵製品以外の何物でもないだろ?」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「即座にゴミ袋行き……と?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「もちろん!!」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「自慢げに言う事じゃないですよねえ?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「他にも冷蔵庫前にあった段ボール箱。 
       
      開けてみたら1年物の………… 
       
      カボチャが出てきた」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「1年物のカボチャ?」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「触った瞬間にドロドロに崩れ落ちた。 
       
      それどころか………… 
       
      ゴキブリの大群がカボチャから出てきた」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「うわぁぁぁぁぁ!!」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「触って処分した私が驚いたよ。 
       
      ゴキブリが10匹近い集団でいたんだぞ!」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「ちゃんと食材管理しないマスターが、 
       
      完全に悪いんでしょうよぉ!!」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「いや、冷蔵庫にしてもそうだし、 
       
      段ボールの食材にしても、 
       
      買ったまま使わないで放置したのは、 
       
      完全に嫁の責任だね。私は悪くない」 | 
    
    
        | 
      清香 
       
      「そういう所だけ、 
       
      奥さんに責任を押し付けるのはどうかと」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「掃除は定期的に計画的に、 
       
      しっかりしないといけないよね。 
       
      至るところに食中毒やゴキブリの発生源があるものだ」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「自覚してるなら、 
       
      マスターが率先してやりましょうよぉ」 | 
    
    
        | 
      光一 
       
      「私は何度も嫁さんに言ったもん。 
       
      『冷蔵庫整理した?』 
       
      『食材ちゃんと使い切ってる?』 
       
      って注意し続けてきたもん」 | 
    
    
        | 
      鳴島 
       
      「だからー、それを自分でしなさいってぇ!」 |