光一
「何故だ……何故なんだ…………」鳴島
「どうしたんですかぁ、マスター？」清香
「そういえばもう３月半ばですね」鳴島
「早いよねえ。
そしてマスターは、遅筆だよねぇ。
前回更新から半月も経ってる」清香
「ホント、ホント。
見に来てくれている人もいるのに」光一
「君達、私のこの思い悩む姿を見て、
違うベクトルから私を責めちゃうわけ？」鳴島
「あ、あー、そうでしたぁ。
何かあったんですかぁ？」光一
「何かもなにもないよ。まったく！」清香
「そう言えば昨年末からずーっと、
ゲームプレイ日記ばかりで」鳴島
「バレンタインの話も、
ホワイトデーの話もしてませんねぇ」光一
「うっ…………！」鳴島
「毎年、彦根城の『ひこにゃん』と、
バレンタインチョコ貰った数競争とかいう、
勝ち目の無い勝負を続けてましたのにぃ」清香
「なんで今年は勝負してないんですか？」光一
「ゲームプレイ日記書いていたら、
バレンタイン記事を上げ損ねていたんだよ。
今更アップするのも時期遅れだろ？」清香
「明後日がホワイトデーですから、
それに合わせて次回更新でアップしては？」鳴島
「そうですよ♪
毎年、ひこにゃんとの無残な勝負、
せっかく５年連続…………
２００９年から勝負してきたんですからぁ」清香
「今までの結果だと…………
２００９年：１８６個 ＶＳ １０個弱
２０１０年：２２４個 ＶＳ １０個
２０１１年：１９５個 ＶＳ ９個
２０１２年：１６７個 ＶＳ １個
２０１３年：２２８個 ＶＳ ０個」鳴島
「年を追うごとに、マスターはぁ、
貰えるバレンタインチョコ減り続けて、
惨敗、大敗、完敗でしたからねぇ♪」清香
「今年はどうだったんですか？
絶対今年も勝負結果を見たいって人、
いると思いますよ？」光一
「う…………
おいおい書くことにするよ」鳴島
「で、その結果で思い悩んでいたんですかぁ？」光一
「いや、それとは全然別なんだけど」清香
「何を悩んでいたんですか？」光一
「毎回シャワールームを覗くんだけどね……
入っているのが女性じゃなくて、
決まった野郎ばかり…………
男の湯浴み姿なんて見ても嬉しく無い」鳴島
「……………………」清香
「お姉ちゃん、必要な行動はただ一つだよ」鳴島
「そうだね、警察に電話を」光一
「ちょっと待ったー！！」鳴島
「なんですかぁ？
女性の敵というかぁ、
犯罪者に人権はありませんよぉ？」清香
「あ、でも覗き魔とかって、
現行犯逮捕しか出来ないから、
今電話しても捕まえられないんだっけ」光一
「そういう話でもなく！！」鳴島
「じゃあ、なんなんですかぁ？」光一
「全員で２２名。内、女性が１１名。
この人数構成で…………
私がシャワールームを覗く時、
女性を覗けた事が一度も無い。
毎回決まった男がポーズをとってるんだ」鳴島
「……………………」清香
「常習性があるみたいだから、
警察に電話して監視してもらえば、
現行犯逮捕出来るかも」鳴島
「それもそうだねぇ。
１・１・０番っと…………あ、もしもしぃ〜」光一
「断じて違〜う！！」鳴島
「何が違うんですかぁ？」光一
「ゲームの話！！
『ガンパレード・マーチ』ゲームプレイ日記の話。
今日書いた４回目の記事の話だからねっ！」鳴島
「ん……あー」清香
「女性の裸画が見たくて、
シャワールームを設置したのに、
何度リセットしても男性隊員のポージングが出て来ると」光一
「これっておかしいよね！？
さすがに女性隊員の一枚絵が見れてもよくない？
もう、ここまで来ると……サギだよサギ！！」清香
「女性の裸画は見れない仕様なんじゃないですか。
決まった男性隊員しか入っていない。
なんか、そういうオチしかないんじゃ？」鳴島
「どっちにせよ、
女性の裸が見たくてシャワールーム設置。
動機も不純ですから、
自業自得じゃないですかぁ？」光一
「いや、絶対女性の裸画があるはずだ！！
だって、デートで水着姿見れるくらいなんだから。
しかも主人公達は命をかけて戦争しているんだ。
だったら、女性の裸を見る権利くらいあるはずだよね！？」鳴島
「その論法はおかしいですよぉ…………」清香
「なにセクハラというか、
犯罪を正当化してるんですか」光一
「私の言っている事がおかしいかね！？
正当な権利を主張しているだけではないか。
男性プレイヤーはみんな、
同じような悔しさを味わっているはずだ」清香
「これだから…………」鳴島
「男って生き物はぁ…………」
