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光一
「なんとか更新再開にこぎつけられた!」 |
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鳴島
「当日本当に恐ろしかったですよねぇ」 |
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清香
「未だに学校とかはお休み」 |
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光一
「私だって仕事、来週まで休みだからねえ。
建屋自体、大きな被害受けているし……
今後どうなるのか不安が多いねえ」 |
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鳴島
「あちこちで塀が崩れているは、瓦が落ちているは、
橋に段差ができているわ……通行止めになってるわ」 |
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光一
「日常生活がどこか遠いところに行ってしまった感じだね。
幸い、震災から4日程度で、
自分のいる場所は震災前に近い生活ができるようになったけど」 |
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鳴島
「見なれた光景が、一気に非日常になりましたよねぇ」 |
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光一
「県内でもまだ断水地域の方が多いしねえ。
電力は大半の地域で復旧したけれども……
それと深刻なくらいにガソリンがないね」 |
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清香
「ガソリンが無いと動けませんもんね」 |
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光一
「電車もストップしているし、車はガス欠で動かせないし。
どこのガソリンスタンドも長蛇の列で…………
で、営業再開の見通しも経っていなかったりとか。
私、予約している精神科にも行けなくなって、
睡眠薬がほとんど残ってないんだよねえ……
病院に電話自体が繋がらなかったから、やってないかも」 |
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鳴島
「まあ、生きていただけ何よりでしたけどねえ」 |
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光一
「本当に当日は……死ぬのかと思ったね……
作業していた建屋が激しく揺れて…………
あちこち壁は落ちるは、ガラスは割れるは、天井落ちるは……
あんな歪んだ建物で……今後作業できるのかねえ」 |
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鳴島
「最初の大きな揺れの後、
さらにもう1回大きな地震ありましたしねぇ」 |
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光一
「1回目が東北での大震災で、
2回目は茨城沖での地震だったんだよねえ……
1日で震度6強と6弱を体験するとは…………」 |
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清香
「余震も多くて怖かったですね」 |
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光一
「1日目はどうにか部屋に戻った後、
車で寝たけど……1晩中揺れてたしねえ。
しょっちゅう緊急地震速報がエリアメールで来るけど、
まったく当てにならないという状況だったからねえ。
送られてくる震源地が全然合ってなかったり」 |
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鳴島
「電気がない世界って……本当真っ暗でしたよねぇ」 |
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光一
「とにかく震災当日は真っ暗なばかりか……
ひたすら静かなんだよね。電化製品ゼロ世界」 |
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清香
「1晩中、救急車とかパトカーのサイレンに、
ヘリコプターの爆音が響いてはいましたけどね」 |
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光一
「そういえば……車の中にずっといると、
身体に血栓ができて危ないから、
時折寒空の下に出て、身体動かしてたんだけど」 |
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鳴島
「エコノミークラス症候群ですよねぇ」 |
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光一
「で、空見上げたら……すっごい星空綺麗なの。
ものすごい星が沢山見えて。
町の明かりが全て消えてたから、星がよく見えたんだよね」 |
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清香
「普段それだけ明かりが町にあるってことですよね」 |
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光一
「不謹慎ながら、外に出たときに星空に見とれてた」 |
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鳴島
「普段あんまり見えませんもんね。
私も星空見てましたよぉ」 |
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光一
「それだけ日常生活との遠さを感じたし、
TV見て、風呂入ってって当たり前の生活が、
普段送れていた事に感謝したくなったね」 |
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鳴島
「それはよく分かりますぅ!」 |
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清香
「歯磨きしたり、髪洗ったりって事が……
当たり前に出来なくなると、余計に実感しますよね」 |
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光一
「震災当日は、嫁と親とかどうしてるか……
ものすごい心配というか不安になったね。
特に私の実家はオンボロな老朽化著しいものだったから」 |
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鳴島
「元々家が歪んでて、
窓とか閉まらないでしたからねぇ」 |
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光一
「嫁や親父と連絡着いた時は、
いや、本当に大きく息を漏らしたよ……
ただ、私の母や嫁の実家とは連絡つかなかったけど」 |
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鳴島
「家族と連絡つかないと、
本当に不安になりますよねぇ」 |
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光一
「ましてや嫁の実家は岩手県だからね」 |
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鳴島
「思いっきり震災地域じゃないですかぁ!?」 |
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光一
「まあ、私のいる茨城も震災地域なんだが……
こちら以上だからねえ、向こうの沿岸地域は」 |
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清香
「町が丸々無くなってましたもんね」 |
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光一
「幸い嫁の実家は内陸部だったから、
3日目には連絡が取れて無事だと分かったけど」 |
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鳴島
「そういえばぁ、マスターのとこに
沢山メールとか着ましたよねぇ!」 |
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光一
「友人から沢山メール来たね。
ネット繋がりの方々からも、メール沢山貰った。
ネットが繋がらない間は、携帯からメール見てたけど。
いや、震災当日とか心細かったから、
メールは本当にありがたかった」 |
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鳴島
「こういう時、本当に人との繋がり感じますよねぇ」 |
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光一
「本当にね。
いや、本当に真っ暗闇の中、
一晩中揺れる車の中でね、メール見ると嬉しかったもの」 |
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清香
「まだ当面、通常の生活に戻れない感じですけどね」 |
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光一
「そうだねえ……大きめの余震も続いてるし……
あの震災クラスの地震がまた来ない事は祈りたい。
これ以上大きい地震来たら、
本当にウチの実家倒壊するよ」 |
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鳴島
「自宅待機中ですけどぉ、
ガス欠で実家の様子も見に行けませんからねぇ」 |
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光一
「私の実家、同じ県内なのにねえ……ガソリン無いし、
電車すら動いてないから、行きようがないんだよねえ。
嫁の実家には当然、行く事すらできないけど」 |
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鳴島
「日常生活が早く戻って来る事を願いたいですねぇ」 |
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光一
「うん。
と、今回の震災に関して、色々心配してくださった方々。
こちらはこういうわけで無事なので、
気を遣っていただき、ありがとうございました!!
携帯日記なども見ていただいているようで、
状況的にはこちらは随分良い感じですので♪」 |
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鳴島
「本当に色々ありがとうございましたぁ!」 |
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清香
「ありがとうございました!!」 |
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光一
「とにかく最大の応援は、買占めしない事や、節電とか。
あるいは募金とか、各県窓口に問い合わせて物資を送るとか。
冷静な行動をとる事かと。
私も状況が落ち着いたら、募金とか考えています」 |