光一
「おはよう」鳴島
「おはようございますぅ！」光一
「あれ？ 清香君は？」鳴島
「え？ 清香は学校ですよぉ」光一
「あ、そうか！
彼女まだ高校生だよね」鳴島
「まぁ、高校生にはあんまり見えないですけどねぇ」光一
「言動が私達の中で一番大人っぽいよね」鳴島
「……………………
３１歳をとうに過ぎた男性が言うのはマズイんじゃ」光一
「３０手前でその状態の君に言われたくない！」鳴島
「なんですってぇ！？」光一
「そんな３０手前と思えない君に、
実はプレゼントも来ているのだ」鳴島
「今の流れでのその言い方は
あんまり良くない意味で言ってますよねぇ？」
『ドラクエⅡ、ローレシアの王子風の綾香君イラスト♪』
（清水ももこ様より）
光一
「なんてワガママなオッパイなんでしょ！」鳴島
「それ、年齢関係なく
単なるセクハラ発言ですよねぇ！？」光一
「清香君はその点が残念なんだよねえ」清香
「それもセクハラですからねぇ？
不用意な発言をすると女性を傷つけますよぉ」光一
「おっと…………
こんな発言を清香君に聞かれたら…………」鳴島
「間違いなく半殺しですよぉ！
ただえさえ胸が無い事気にしてるんですからぁ」光一
「だよねぇ…………
ホントそこだけは発言に気をつけないと」鳴島
「マスターは普段から失言が多いんですからぁ、
気をつけないと…………
人を傷つけるレベルで済みませんよぉ」光一
「だよねぇ！
ホントに気をつけないと」鳴島
「そうそう」光一
「ところで最近、
綾香君は体重増えたの？」鳴島
「……………………は？」光一
「いや、なんとなくなんだけど。
店に私が置いている体重計、
たまに乗ってはタメ息ついてるじゃない」鳴島
「そーいうのを…………
無神経って言うんですよぉ！」光一
「うぉぅ！？」鳴島
「たく…………
今回もドラクエⅡプレイ日記書いていますけど……
女の子に重いなんて……
デリカシーゼロ過ぎます！！」光一
「反省しておりますー」鳴島
「ちゃんと反省しているように見えませんが」清香
「そうそう。
発言は本当に気をつけた方がいいですね」光一
「うわっ！！
ビックリした！！」鳴島
「どこから出てきたの！？」清香
「いや、普通に裏口から入ってきたけど」鳴島
「学校はぁ？」清香
「……………………
なんだか面白い言葉が聞けそうな気がして
思わずサボッてしまったのだけど……」光一
「随分以前にも言ったことがあるけど、
サボリは感心しないねえ」鳴島
「そうだよぉ…………」清香
「まあしかし…………
おかげで良い事を聞けました」鳴島
「何を？」清香
「本当に不用意な発言は
人を傷つけますよね？」鳴島
「ホントそうだよねぇ」清香
「で！
私が『胸が無い』って…………
どういう意図があっての発言でしたか？」光一
「ど、どういう意味での発言だったんだい。
綾香君！！」鳴島
「何で私に振ってくるんですかぁ！！
最初に言い出したのはマスターですよねぇ？」光一
「私は『胸が無い』と直接的な発言は
慎重に避けていたはずだぞ！！」清香
「２人とも、失礼な発言をした場合は？」光一
「えっとそのぉ…………すいません」鳴島
「反省しておりますぅ…………」
