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光一
「と、ここ2週間は仕事で忙しく、
かつ県の教員採用試験もあったから、
サイトの更新が2週間も空いたけど……」 |
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鳴島
「その間に色々あったようで?」 |
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光一
「何故だか知らんが、
私は職場でI先生に
いじられている気がする……」 |
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鳴島
「今日の日記見ていると、
どうやらそのようですねぇ」 |
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光一
「これだけなら、まだいいが……」 |
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鳴島
「んぅ?
別に何かがぁ?」 |
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光一
「このところさ、
夏になってきたため、
蒸し暑い日が多いだろ?」 |
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鳴島
「ですねぇ…………
じめじめ暑くてツライですねぇ……」 |
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光一
「まあ、そこでだ。
私は暑いのが非常に苦手なため、
髪を短く切ってきたわけだよ」 |
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鳴島
「あ、それは良いことですねぇ♪」 |
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光一
「で、散髪して髪をかきあげて、
それで職場に行ったわけだ」 |
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鳴島
「ふむふむ」 |
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光一
「そうしたらな、
生徒たちの一部にこう言われたのだ」 |
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鳴島
「お、何か言われたんですかぁ?」 |
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光一
「うむ」 |
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鳴島
「『先生似合ってる!』とか
『カッコイイ♪』とかですかぁ?」 |
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光一
「それだったら、どんなに良かったか」 |
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鳴島
「ありゃ?
やっぱり違ったかぁ……」 |
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光一
「やっぱり? 違った?」 |
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鳴島
「あ、いやいやいや!
何でもないですよぉ!!
ささ、話の続きをどうぞぉ♪」 |
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光一
「まあ、いい。
で、生徒に言われたのが……」 |
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鳴島
「言われたのが?」 |
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光一
「『先生!
髪を切ったって事は……』」 |
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鳴島
「事は?」 |
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光一
「『彼女にフラれたんですか?
先生カワイソウ!!』」 |
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鳴島
「あらー…………
そうなんですかぁ
マスター可哀想にぃ……」 |
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光一
「なわけあるか!!
私と彼女は今でもラブラブだ!!
つい先日、
付き合いだして1周年迎えました!」 |
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鳴島
「だってぇ、
生徒さんたちに
そう言われたんですよねぇ?」 |
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光一
「アイツらが勝手に言ってるだけだろうが!
そもそも、私は月1ペースで散髪している!」 |
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鳴島
「あ、そういえばぁ……そのようなぁ?」 |
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光一
「だから私は
『バカ! なわけあるか!
暑いから短くしただけだろうが!』
と言っておいた」 |
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鳴島
「なるほどなるほど」 |
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光一
「そうしたら、
あのバカ達……何と言ったと思う?」 |
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鳴島
「あれぇ?
まだ続きがあるんですかぁ?」 |
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光一
「うむ」 |
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鳴島
「う〜ん……なんでしょうねぇ?
わからないですぅ」 |
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光一
「アイツらときたら…………
『え〜!!
つまんない!!』
と言いやがった!!」 |
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鳴島
「あっら〜」 |
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光一
「『あっら〜』じゃないだろ!」 |
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鳴島
「うわぁ……そこまで言われたんですかぁ?
ありゃりゃ〜…………」 |
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光一
「君……顔は笑っているようだが?」 |
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鳴島
「おっと!?
失礼しましたぁ。
表情の選択を誤ったみたいでぇ?」 |
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光一
「どう考えても、
わざと表情を間違えなかったかね?」 |
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鳴島
「いえいえ、べつにぃ〜?」 |