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光一
「うーん……本当に今年は日差しがキツイなあ……」 |
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鳴島
「ですよねぇー」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「どうしましたぁ?」 |
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光一
「綾香君の顔アイコンが
5年ちょっとぶりくらいに変わった事を、
このままスルーして良いのかなーと」 |
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鳴島
「そうそう。私のアイコン変わりましたよぉ♪
今日以前のアイコンも、
全てこの最新版になってますよぉ♪」 |
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光一
「慶徳さん、わざわざありがとうございました!」 |
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鳴島
「以前の私のアイコンは、
慶徳さんのサイトにありますよぉー♪」 |
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光一
「人は普段と違う格好をすると、
全然イメージが変わるよね」 |
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鳴島
「そうですねぇ♪」 |
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光一
「君もアイコン変わってみたら、
以前よりも爽やかな感じになったし」 |
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鳴島
「マスターは昔から『へのへのもへじ』ですけどねぇ」 |
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光一
「……………………
まあ、それはともかくだ……
今日、社員旅行レポート3回目を書いてみた」 |
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鳴島
「あー…………これも…………」 |
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光一
「そう!
まさに普段と違う格好、イメージと違う格好で、
まったく違う人物に見える典型例だったね」 |
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鳴島
「インスタントラーメン発明した人でしたっけ?」 |
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光一
「そう! 安藤百福さん。
現在もご存命だけどね。
インスタントラーメン発明記念館にて、
安藤百福さんの写真とかを見てきたんだけど……」 |
安藤百福さんの本です
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鳴島
「あー、いかにも戦後貧しい時期に、
頑張って開発をしていた職人さんって感じですねぇ」 |
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光一
「そう。実は安藤百福さんは、20年くらい前に
本で読んで知っていたから、
そのイメージがあったんだけどね、私も」 |
当日の『自分だけのカップめん』作成中の人達
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光一
「当日、記念館は大混雑でね。
世界に一つだけのマイカップ麺作成コーナーは、
子供も含めて大盛況。2時間以上待ちになってたよ」 |
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鳴島
「私も自分だけの……って作ってみたいですねぇ♪」 |
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光一
「子供たちが楽しそうだったのはもちろん、
大人も楽しそうに作っていたねえ」 |
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鳴島
「でしょうねぇ♪」 |
……………………
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鳴島
「…………どう見ても…………」 |
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光一
「Vシネマで…………さらには…………
『極道シリーズ』に出てそうな人だよね」 |
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鳴島
「カタギの人に見えないですよねぇ……」 |
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光一
「でも、この近くにワイワイキャッキャって騒ぐ子供たちたくさん。
うん。これ……安藤百福さんその人なんだよねえ……」 |
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鳴島
「とても…………」 |
ワイのカップ麺で、日本人を元気にするんや!
みんなを幸せにする食品を作るんや!!
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鳴島
「この本のイメージと一致しないんですけど……」 |
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光一
「ホント……サングラスと黒スーツって……
人のイメージを大きく変えるよね……
大体は滅茶苦茶ドン引きするような方向で」 |
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鳴島
「確かにぃ…………」 |
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光一
「ちなみに私は今から10年前……
大学に電車で通っていた時にグラサンにはまってね……」 |
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鳴島
「へぇー」 |
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光一
「グラサンかけていたら…………
電車内で見知らぬオッサンに
『このチンピラがー!!』って怒鳴られた」 |
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鳴島
「え!?」 |
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光一
「……………………」 |
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清香
「こんにちわ〜♪
って、何の話で盛り上がってるんですか?」 |
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光一
「ん? 人って普段と違う格好でイメージ変わるなって」 |
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清香
「あー、確かに変わりますよね」 |
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光一
「個人的には、綾香君がグラサンかけたら
結構可愛いんじゃないかって思ってるんだけど」 |
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清香
「あー、確かに似合うかもしれないですよねぇ♪」 |
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鳴島
「あれ!?
私の話なんて全然出てませんでしたよねぇ!?」 |
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鳴島
「お姉ちゃんはイメチェンすると、
ギャップで多分モテるようになると思うよ?」 |
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光一
「そうそう。あと数年で三十路なんだからね。
そろそろ相手も見つけないとね♪」 |
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鳴島
「余計なお世話ですよぉ……」 |
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清香
「個人的には、サングラスを少しずらしている格好?
そんな感じで水着とか夏らしい格好が良いかな?」 |
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光一
「素晴らしいね、清香君。
分かっているじゃないか♪」 |
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鳴島
「だから私を置いて、
勝手に話を進めないでくださいよぉ!」 |