光一「それは私の生命線にかかわるんですが……」
どうも。給料日まで生き残れました。光一です。
何度も書いている通り、私は高校の非常勤講師です。
で、この非常勤講師というヤツは各校で待遇が違いますが、
基本的には自分が行った授業回数分、給料がもらえます。
そこで大問題!!
光一「2月から給料半減だよ……どーしよ……」
授業を行う回数分で給料が決定されるので、
2月に入って3年生が『自由登校』になると、さあ大変……
私は週に14回授業をしていますが、
その内、3年生が7回を占めています。
自由登校で3年生が授業を受けなくなるため、
私の授業回数は半減…………
つまるところ、お給料も半分になるわけです。
で、2月以降のカリキュラムについて、
つい先日、部長のI先生と話をしていた時でした。
I先生「じゃあ、1,2年生の授業はこれまで通りで」
光一「はい。了解です」
I先生「3年生は、私大入試などに必要であれば、
先生の判断で、課外を組んでいただいて結構です。
時間の調整はその都度行いましょう」
光一「そうですね。
私大入試などは、別に対策もしないと……」
センター試験と違い、私大や旧国立二次試験は論述中心。
今までと違う対策も必要となります。
これは、私も必要性を以前から申し出ていました。
I先生「で、そうした課外に関してですが……
当然ながら無給ということで」
光一「あー、はい。無給ということで…………」
む!?
って、おい!!
光一「えっ!?」
なんだかさり気なく、
とんでもないことをぬかしませんでしたか、I先生は?
あまりにさり気なくて、
思わず「はい」ってうなずいちゃったでしょうが!!
I先生「そりゃあ、学校に対する忠誠というか、
そもそも愛すべき生徒たちを見てあげるのに、
教育熱心な光一先生が…………
まさか、お金を貰いたいなどと言わないですよね?」
(※まさか……という言葉が文章全体を強調)
光一「できればそうしたいのも山々ですが、
いやぁ、私もお金がないと生活ができないもので」
教員も人間。お金無しには生活できません。
生活する余裕も無しには、当然生徒の面倒もみれないわけですよ。
I先生「あれ?
先生はお金無しには動けないと?
教育者としてそれはどうかな?」
I先生のこの発言だけ抜粋すると、
私がまるで教員としてダメダメな人に聞こえるなあ。
光一「それは私の生命線にかかわるんですが……」
I先生「ははは、冗談です。冗談!
課外を行ったら、その都度申請してください」
ちなみに、この『無給発言』は過去幾度となく、
私とI先生との間に論争を引き起こしているのです。
▼I先生の、たちの悪い冗談パートU!!
▼今日の一言▼
無給……是生命不可維持(これせいめいをいじできず)
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