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清香
「今日はまさに祝日ですよー!」 |
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光一
「いや……今日はただの日曜日のはずだが……」 |
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清香
「いやいやいや、今日はまさに祝うべき日なんですよ」 |
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光一
「何故に?」 |
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鳴島
「あー!!
どうなってるのよぉ、これぇ!!」 |
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清香
「あ、お姉ちゃん。おはよ♪」 |
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鳴島
「おはよ……じゃないよぉ!
なんなのよぉ、これはぁ!!」 |
『新旧交代(!?)TOPページイラスト』
慶徳さんより♪
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鳴島
「マスターの日記にいる看板娘が…………
何で清香になってるのよぉ!!」 |
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光一
「今日の日記で君がまず言うべきは、
マスターである私に、
バレンタインチョコを渡してない事ですよ?」 |
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鳴島
「そんな事はどうでもいいんですぅ!!」 |
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光一
「いや……あんまりどうでもよくは……」 |
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鳴島
「そんな事よりも、
どうしてTOPページ日記の看板娘が清香に?」 |
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清香
「ん〜、新旧交代?」 |
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鳴島
「私は別に古くないんだけどぉ!!」 |
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光一
「ウチのTOPページって、
背景画像2004年からあるけど……
2004年半ばからはずっと綾香君だったねえ」 |
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鳴島
「そうですよぉ!!
TOPページの看板娘は
7年間もやってるんですからねぇ」 |
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清香
「だからこその新旧交代?
だってお姉ちゃん…………
看板娘になった時は20歳数カ月だったけど、
今じゃ28歳でしょ?」 |
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鳴島
「む……私はまだ20代だよぉ」 |
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光一
「すごい微妙な表現…………」 |
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清香
「そこへ来ると私は現在16歳?
ほら、看板娘というのには適齢?」 |
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鳴島
「看板娘に年齢は関係ないよぉ!」 |
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光一
「この前……熟女ウェイトレスの話をしたけど……
あれは非常に辛かったよ…………」 |
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鳴島
「何でこのタイミングで
そういう変な話を合わせるんですかぁ!」 |
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清香
「まあまあ。受け入れないと現実を」 |
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鳴島
「というかぁ、
いきなり看板娘変わったら驚かれるでしょぉ!」 |
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光一
「確かに……何があったのかと思うよねぇ。
このコーナーは変わってないけど、
TOPページの背景が変わってるわけだしねえ」 |
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清香
「人は慣れるものです。驚きは最初だけですよ」 |
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鳴島
「そういう問題じゃない……」 |
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光一
「まあ、新しいTOPページ背景絵をくれたのは慶徳さんだけど、
彼のメールにこう書いてあるんだよねえ。
『清香君の絵があまりないのでそれを補完するのが目的です』
まあ、確かに綾香君単体の絵って多いんだけど、
清香君単体の絵って……今まで無かったかも」 |
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清香
「うっ…………」 |
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光一
「まあ他にも、
『巨乳の綾香君を活かす構図が見つからなかった』とか、
まあそんな事が書いてあるから…………
特に看板娘の交代を意識して書かれてはいないのかなあと」 |
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鳴島
「ですよねぇー!!」 |
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光一
「若い若くないというのは置いておいて、
綾香君かなり童顔だから……年齢より若く見えるし、
というか巨乳というのがまず、最大のウリ?
看板娘としての個性があるからねえ」 |
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鳴島
「ですよねぇー!!」 |
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清香
「見た目は置いておくとして、
巨乳だけではなく貧乳も個性かと思うのですけど?」 |
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光一
「でも現実問題として…………
日本人女性の大半が貧乳じゃない?
だから貧乳って全然個性的でないというか……」 |
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鳴島
「そうそう♪
巨乳はそれだけでステータスというかぁ♪」 |
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清香
「でも、現役女子高生ウェイトレス……
ほら、完全に個性がありますよ!!」 |
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光一
「確かに個性と言えば個性だけど……
あれなんだよねえ…………」 |
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清香
「???」 |
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光一
「まずもって私が巨乳好きというのもあるんだけど……
ほら、個性という意味では…………
『雇用主にナイフで襲いかかる事多々』
『雇用主を黄泉送りにしたり……』
『仕事中に盗み食いなどを働いたり』
ある意味ここまでの個性って普通は出せない気がしない?」 |
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鳴島
「そうそう!!
私のこの素晴らしい個性……
誰も追随できないですからねぇ♪」 |
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光一
「いや……君は直す努力をしたまえよ」 |
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清香
「つまりそれはあれですか?」 |
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光一
「ん?」 |
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清香
「私がマスターを刺殺して、店の物を強奪し、
かつパッドを入れて巨乳に見せれば…………
お姉ちゃんを上回る個性を手に入れられると?」 |
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光一
「いや……まったく違うというか……全く違う。
清香君? 目がマジになっていませんか?」 |
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清香
「お姉ちゃんお姉ちゃん。
お釣りはあげるからさ、
ちょっと買い物に行ってきてくれない?」 |
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鳴島
「ほぇ? 買い物?
別にいいけど、何で?」 |
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光一
「いや、綾香君!
君は買い物に行ってはダメだ!!
まずもって行けばその後の私は…………」 |
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鳴島
「ほぇ?」 |
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清香
「ほらほら、買い物お願い♪
お姉ちゃんの分の仕事も引き受けるからさー♪」 |
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鳴島
「お、分かったー♪
じゃあ買い物行ってきま〜す♪」 |
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光一
「だめだ、綾香君! カムバーック!」 |
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清香
「……………………」 |