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鳴島
「……………………」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「もしもし、綾香君?」 |
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鳴島
「……………………」 |
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光一
「何故今朝は不機嫌なのかね?」 |
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鳴島
「不機嫌にもなろうというものですよぉ」 |
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光一
「????」 |
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鳴島
「最近2回の更新で
バレンタインについて言及したじゃないですかぁ。
それはもうウザったいくらいに……」 |
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光一
「言葉にものすごい悪意を感じるが……」 |
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鳴島
「気のせいですよぉ!!
自分はリアリストだと口にしながら、
いつも妄想ばかりのマスターの、
幻聴なんじゃないんですかぁ?」 |
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光一
「幻聴と言う割には、
随分ストレートな悪意がガンガン聞こえてくるね」 |
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鳴島
「気のせい気のせい。
そんな事よりも、実際問題
2月の半分はバレンタイン話で占めましたよね?」 |
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光一
「あー、そうだねえ。
TOP日記の方では前回更新時、
『何故14日に誰も贈り物をくれなかった?』
とか…………」 |
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鳴島
「私もバレンタイン直前に、
『逆チョコ下さい!!』
って言ったのにぃ…………」 |
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光一
「あー、君ももらえなかったんだ!!
ぷぷー、可愛そうに。
あ、笑っちゃダメ。お口にチャック♪」 |
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鳴島
「私は貰えましたよぉ……」 |
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光一
「ホワイ!? 何故!?
超絶好青年、マスターの私を差し置いて!」 |
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鳴島
「問題はその中身ですねぇ……」 |
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光一
「ほおほお」 |
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鳴島
「まず19日に届いた、おとぎさんからのは……
『チョコどぞー。 |ω`)つ■』
『ホワイトデーは
何か美味しいものでも期待してますねー♪』」 |
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光一
「ふーん」 |
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鳴島
「ふーん、じゃないですよぉ!!
何で、どうして、
お返ししなくちゃいけないんですか!」 |
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光一
「貰った以上、しかたあるまいて?」 |
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鳴島
「貰ってないですよぉ!!
だって、『メールの文面だけ!』ですよぉ。
本物のチョコはどこですかぁ!?」 |
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光一
「バカには見えないチョコなんだよ。
よかったねー、ププー♪」 |
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鳴島
「バカじゃないもん!」 |
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光一
「で、来たのはその1通だけかね?」 |
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鳴島
「あー、いやいや。
もう一人から来ましたよ」 |
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光一
「そちらはどんなの?」 |
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鳴島
「信一さんからの贈り物でしてぇ……」 |
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光一
「あー、信一さんからメールが来るのは
2年ぶりくらいだねえ。
最近、昔来ていた人が復活したりとか、
めでたいことも多いなあ」 |
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鳴島
「問題は…………」 |
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光一
「何?
そちらも文面に問題があった?」 |
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鳴島
「ありましたねぇ…………」 |
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光一
「どんなのが届いたの?」 |
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鳴島
「えーっと…………まず前半。
『あ、綾香さんおひさです。』
『俺のこと覚えてくれてたら憶えてますか?』
『俺敵に憶えててくれたら嬉しいです。』」 |
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光一
「俺敵に!?
信一さんを敵として覚えていたらと?
っていうか、綾香君。
君は知らない間に敵を作っているのかね?」 |
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鳴島
「知りませんよぉ。私、敵なんて作ってないもん。
問題は後半の…………
『とりあえず今年の流行に沿って
俺からの逆チョコです』
『六花亭(漢字あってたかな?)の
「ゆきやこんこ」を買っておきました。』
『喜んでくれると嬉しいです。』」 |
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光一
「六花亭って北海道のメーカーさんかな?
信一さん北国の人だったのかな?
でもまあ、よかったね買ってもらえて」 |
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鳴島
「よくなーい!!」 |
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光一
「え? なんで?
買ってくれたんでしょ?」 |
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鳴島
「チョコの現物届いてないですぅ……」 |
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光一
「あらー!!!
せっかく買ってくれていたらしいのに、
残念だねー、ププー♪
何で現物は届いてないのかねぇ?」 |
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鳴島
「むかぁぁぁ!!!!」 |
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光一
「ププププ……って……」 |
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鳴島
「むぐぐぐぐぅぅ……」 |
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光一
「……………………」 |
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鳴島
「みゅぎゃぁぁぁぁ!!
ε=ε=(/°ロ°)/ 」 |
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光一
「きゃあぁぁぁぁ!!
助けてー!! こ、こ、殺されるー!!
ε=ε=┏( ゚Д゚)┛」 |
ε=ε=(/°ロ°)/ε=ε=┏( ゚Д゚)┛
ε=ε=ε=(/°ロ°)/ε=┏( ;゚Д゚)┛
ε=ε=ε=ε=(/°ロ°)/┏(゜ロ゜;)┛
(-ノ-)/Ωチーン
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