光一「おいおい、最初の共同作業になるんだぞ!
妻が一緒にいなくてどーすんの!」
どうも。今週はチョコレート週間ですね。うふ。光一です。
私は好きな人と、よく結婚についての話をしています。
この4月から彼女は仕事が始まり、
私の自宅から片道3時間少々の他県へ引越しです。
半同棲生活も、残すところあとわずか…………
そんな好きな人と、この間話をしていました。
光一「あー、そうそう。結婚するときの話なんだけど」
光一「プロポーズをするじゃない、
で、婚姻届を書くでしょ……
これって最初の共同作業だよね?」
好きな人「まあ、そうなりますね」
光一「最初の共同作業だから、
一生の思い出に残るやり方でやりたくない?」
好きな人「うーん……まあ、そうですね」
光一「それで、プロポーズの際に……
ちょっと考えがあるんだ」
好きな人「というと?」
光一「婚姻届を普通に書くんじゃなくて、
ジェットコースターに乗りながら書く!」
好きな人「ええっ!?」
光一「もしくは、観覧車に乗りながら書く」
光一「婚姻届を書き終えて地上に戻ると、
遊園地職員や、他の客が拍手喝采。
印象に残るだろ?」
こんなロマンチックな婚姻届の書き方。
きっと前例がないことでしょう!
吊り橋効果も重なって、
固い絆で夫婦が結ばれること間違いなし!
これからの婚姻届の主流は、遊園地のアトラクションで書く。
これになると思うのですよ。その時代のさきがけになりたい。
好きな人も、もちろん納得する書き方でしょう。
好きな人「…………だったら、
私は下で待ってますので、
1人で書いてきてください」
光一「おいおい、最初の共同作業になるんだぞ!
妻が一緒にいなくてどーすんの!」
夫婦の共同作業を旦那1人でやってどーすんですか。
何言っちゃってるの、この娘?
アタマは大丈夫ですか?
それはまるで結婚式の際、
『それでは新郎新婦。ケーキ入刀』
って言われて、
『私は見てますんで、アナタ1人で入刀してきて』
ってのと同じことですよ!?
好きな人「だって、ヤだもん」
光一「私と結婚するのが?
それはショックなんだけど……」
さすがに……これは言っちゃいけない。
結婚考えている男女が、夫婦の共同作業をイヤだって。
……それはダメですよ……
好きな人「そーじゃなくて!」
好きな人「光一さん、
私が高所恐怖症なの知ってるクセに!」
そう。私の好きな人は高所恐怖症です。
(参照:2006年8/15『彼女との夏デート報告』)
光一「私だって高いところは苦手だ!
だからこそ、初の共同作業に良いんじゃないか!」
好きな人「イヤです!
光一さん1人でやってください!」
またも、夫婦になるための共同作業を拒否られました……
旦那の私は凹みまくりですよ…………しょぼん。
好きな人「そもそも、
遊園地の人がやらせてくれるわけないじゃない」
光一「いーや分からんぞ。
事前に説明しておけば、
やらせてくれるんじゃ?」
特に地方の遊園地なんて、ガラガラですから。
やってくれそうな気もします。
TVの企画でもジェットコースターで芸人とかが色々やってるし。
光一「ま、連絡してみよう。
意外にノリノリでやってくれるかも。
ジェットコースター辺りが良いかな?」
好きな人「えっ!?」
私がこういって携帯をいじりはじめたら。
好きな人「えっ、ちょ……まさか!
本当にやるんですか!?」
光一「当たり前じゃん。
でも、まず聞いてみないとね」
好きな人「うー…………」
光一「なんて、ホントにやるわけないでしょ」
好きな人「ですよね!!」
急に暗い表情がパッと明るくなりました。
ホントに本気にしてたんですね、これは……
それとも、私はやりかねない雰囲気があるってことですかね?
光一「ホントに君はからかい甲斐があるなあ」
好きな人「ふん!
どーせ騙されやすいですよ!」
確かに。
4月から職場で好きな人が騙されないか……不安です。
遠いから守ってあげられません。
好きな人「光一さんはそうやって、
いっつも私のことからかって!」
光一「だって、面白いんだもん」
好きな人「……………………」
光一「……すいませんでした」
あ、私また謝っていますね…………
以前と同じじゃん…………
▼でも、観覧車で婚姻届書くのは本気で考えてるんですが……
▼こんなに純情な娘だから好きなんだけどなあ。
▼今日の一言▼
婚姻届……是不成平凡也(これへいぼんならざるなり)
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