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光一
「おかしいなあ」 |
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鳴島
「何がおかしいんですかぁ?」 |
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光一
「いやー、普通飲食店も宿泊料金もだけどさ、
地価が高いところほど高いじゃない」 |
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鳴島
「ですねぇ。
地価が高い分、
テナント料とか色々はねかえりますもんねぇ」 |
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光一
「だから日本だと東京とか家賃も高いよね」 |
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鳴島
「ですねぇ」 |
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光一
「茨城で5万円も出したら良い部屋住めるけど、
東京都心で5万だと……茨城の3万台の部屋だし」 |
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鳴島
「飲食代も少し割高ですよねぇ」 |
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光一
「基本的には都心部の方が物価が高くて、
地方の方が安いじゃない」 |
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鳴島
「ですねぇ」 |
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光一
「なんでドラクエとかのゲームって、
冒険の始まる中心都市は安い武器防具しかないとか、
宿屋が異常に安いのに…………
辺境の町村の宿屋とかがべらぼうに高いの?」 |
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鳴島
「そんなゲームの世界観に文句をつけられても」 |
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清香
「最後の方の辺境の宿屋代ってド田舎なのに、
最初の城下町の10数倍とかしたりしますよね」 |
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光一
「日本だったら……東京のホテルが1泊3000円位で、
茨城の山中の宿屋が1泊3万円位するような感じ」 |
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鳴島
「ゲームですから、ゲームゲーム」 |
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光一
「品ぞろえだって……王様がいるような城下町で
しょぼい武器防具しかないのに……
辺境の誰が来るんだって山の中では
すっごい高価な物が置いてあって……」 |
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清香
「東京のデパートに10円のチロルチョコしかないのに、
山奥の1日に1〜2台しか車の通らない
小さな商店に、1粒1万円する高級チョコが置いてある
その位の事がRPGの世界では普通に起きてますね」 |
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鳴島
「まぁ、そうだけどねぇ」 |
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光一
「勇者一行以外誰も来ないようなトコで、
どうやって商売がなりたってるんだろうね?」 |
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鳴島
「知りませんよぉ」 |
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光一
「というか、RPGの世界って羨ましいよね?」 |
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鳴島
「何でですかぁ?」 |
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光一
「だって町の外に出てモンスター狩ればさ、
それで現金収入あるんだよ?」 |
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鳴島
「命を落とす危険性の方が高い気がしますけどぉ」 |
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光一
「それとゲームの世界に出てくる女性は、
きまってみんな美人ばっかり♪」 |
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鳴島
「ゲームと現実を混同しないでくださいよぉ」 |
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光一
「ぬぅ、それでは現実の世界に戻るとするかねえ?」 |
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鳴島
「ほえ?」 |
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光一
「今回も色々とイラストやマンガをもらってるんだが……」 |
『鳴島さんの『ぽに〜』な日々 その4』
(涼の宮様)
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光一
「現実に戻ると…………」 |
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清香
「お姉ちゃん、仕事寝坊しまくりの遅刻しまくり」 |
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鳴島
「毎日じゃないよっ!!」 |
『鳴島さんの『ぽに〜』な日々 その10』
(涼の宮様)
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光一
「そして名前も間違えるし……」 |
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清香
「しかも、妹の名前を…………」 |
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鳴島
「しょっちゅう間違えるわけじゃないよっ!」 |
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光一
「現実に戻ると…………
綾香君にも厳しい現状が付きつけられるよねぇ」 |
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鳴島
「むぅぅぅぅぅぅ」 |
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光一
「後はっと…………」 |
『綾香君、冬の装い♪』
(清水ももこ様)
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光一
「いやー、ももこさんの描く綾香君。
実に可愛いよねぇ」 |
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鳴島
「ですよねぇ、モデルの私が可愛いですからねぇ♪」 |
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光一
「ゲームの世界と同じで…………
君もイラストにするとこんな可愛いわけかー」 |
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鳴島
「なんですか、その失礼な言い方はぁ!?
私は普通に可愛いですよぉ!!」 |
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清香
「現実にこんな30歳がいたら……痛いよ、お姉ちゃん?
イラストとかマンガの世界で良かったねえ?」 |
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鳴島
「私はまだ30歳じゃないし、痛いって何!?」 |