光一「気のせいです、気のせいです!!」
どうも。最近今までになく頭痛がひどいので、検査したいと思います。光一です。
9年前も脳みそを輪切りにした経験を持っていますが、
最近は自分の命に関わり始めているのではという、ちょっと恐怖心が……
さて、そんなわけで健康管理って非常に大切ですよね。社会人ならなおさら。
人間ドック義務年齢には届いていない、20代の私も
健康診断は受けております。
ちなみに、この3年間の健康診断については以下を参照。
(2007年11/12:『忍び寄る死の気配』)
(2008年11/18:『健康診断……そして……』)
(2009年11/20:『健康診断に潜む危険性』)
健康不安を常に抱えている自分としては、結果はいつも気になるところ。
診断結果は数値として現実をしっかり自分に見せてくれます。
……………そう。
そう。健康診断は数値で現実を示しているのです。
数字はウソをつかない。ええ、つかないのです!! それが現実。
闘わなくちゃ、現実と!!!!
さて少し話を変えまして、最近の私は事務所で作業をしております。
事務所には給湯室があって、そこにはコーヒーサーバーがあります。
私も1日に何杯か利用するため、給湯室に現れます。
Yukaさん「あ、光一君。お疲れ様ー」
その日、給湯室に行くと、経理・事務担当のYukaさんが。
Yukaさんは優しく、なおかつお綺麗な高レベルの女性です。
光一「あ、Yukaさん。お疲れ様です」
Yuka「あ、コーヒーかな?」
光一「このサーバー、豆切れが多いですよね」
Yuka「お湯は無くなったらアラーム出すんだけど、
豆とかミルクの粉は残量検知しないんだよね。
あ、豆とかは十分入っているみたい。どうぞ♪」
と、さり気なく確認までしてくれる。さすが優しい!!
光一「自分、2日に1回はコーヒー出ない時ありますよ。
豆切れもアラーム出してくれれば良いのに」
ボタンを押すと、サーバーが音を立てて豆を挽き始めます。
Yuka「そうだねー。あ、そういえば光一君」
光一「はい? なんですか?」
コップに注がれたカフェラテを口にする私。
うーん、仕事に疲れた頭に甘いカフェラテは良いですねー。
Yukaさん「最近太った?」
……………………
↑心内表現
光一「はい?」
Yukaさん「光一君、最近太ったかなーって?」
……………………
↑心内表現その2
光一「いやいやいやいやいや!!
全然太ってないです!! 何でですか、急に!?」
Yukaさん「いや、なんとなーくなんだけど。
太ったような気がしたからさー」
なんとなーく、太ったような気がした!?
『なんとなーく』で太らされてはたまりません。
ここは、Yukaさんを貴重な労働時間を割いてでも説得しなくてはいけません。
いわば、Yukaさんを私の論理力で口説き落とさなければ!!
光一「確かにこの10年で10キロ増えましたが、
それも56キロから66キロの世界であって、
あくまで標準体重なんですよ!!」
そう。まず大前提として私の体重は標準。いわばアイ・アム・スタンダード。
世界的に見ても標準。つまり私はグローバル・スタンダードな男。
太った? などという言葉からは縁遠い、スタンダード・マンなんですよ。
Yukaさん「あれ? そーお?」
光一「第一、1年前と比べたら私やせたんですよ!」
そうなんですよ。ここ重要。むしろ光一、この1年でやせたの。ほめて!!
Yukaさん「あ、そうなんだー」
いやいや、無感動に言わないで。ほめてYukaさん大好きです!
そう。この点は強調したい!! 私、1年前よりやせたんです。
毎年1キロずつ増えてきた……その現実にとうとうストップをかけたんです!
私は成功したんです。勝ったんです。去年の自分に!!
光一「はい。健康診断の結果なんですが……
去年よりも700グラムやせました!!」
そう。数字が全てを表している。数字はウソをつかない!
私は……0.7キロの減量に成功したんです!!
ぜひ、その事をYukaさんは理解していただきたい。私は勝者だと。
そして、ほめて。ほめてください!! Yukaさん、ファンです。握手してください!!
Yuka「……700グラムって……誤差の範囲じゃない?
最近顔がふっくらしてきたように見えてさ」
……………………
↑心内表現その3
誤差の範囲じゃない? -> やせたなんて気のせいだよ
ふっくらしてきたように見えて -> 最近太ったって!
Yukaさん、ほめるどころかダブルパンチの応酬ですよ?
光一「気のせいです、気のせいです!!
数字が示しているんですって。やせたんですよ!」
そう。Yukaさん。受け入れてこの現実を。受け入れなくちゃ、この現実を。
私は減量したんです。顔がふっくらしてきた……ウソだ!!
そんなの主観じゃないですか。数字じゃないですよね?
▼まだだ、まだ終わらんよ!!
▼今日の一言▼
現実……是往々異己想也(これおうおうにしておのれのおもいとことなるなり)
|